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クエリ検索: "犬鳴山" 福岡県
15件中 1-15の結果を表示しています
  • 中山 裕人
    昆蟲.ニューシリーズ
    2007年 10 巻 4 号 67-74
    発行日: 2007/12/25
    公開日: 2018/09/21
    ジャーナル フリー
    従来,日本では北海道と本州から知られていたヒメシカシラミバエを北部九州の
    犬鳴山
    系で発見した.本種は九州から記録される唯一のシカシラミバエ類の種である.2004年から2006年にかけての
    犬鳴山
    系の調査で本種有翅成虫が多数採集されたが,
    犬鳴山
    系には約700頭のニホンジカが生息しており,ヒメシカシラミバエはニホンジカに寄生していると思われた.ヒメシカシラミバエ有翅成虫は
    犬鳴山
    系では5月から12月に現れたが,これは本州の既産地に比べると出現終了期が遅く,結果的に長い出現期間だった.本州ではヒメシカシラミバエに加えてクロシカシラミバエが同所的にニホンジカに寄生しているが,ヒメシカシラミバエ有翅成虫は春から秋に出現する一方,クロシカシラミバエ有翅成虫は晩秋から初冬に出現している.
    犬鳴山
    系でヒメシカシラミバエ有翅成虫が晩秋から初冬にかけても現れていたのは,
    犬鳴山
    系にはクロシカシラミバエが生息していないため,ヒメシカシラミバエとクロシカシラミバエの生態的競合がないからではないかと推察された.また,ヒメシカシラミバエ有翅成虫はしばしば捕虫網の外側に飛来したが,捕虫網の色が白でも青でも飛来傾向に差は認められなかった.加えて,ヒメシカシラミバエは,ヨモギの葉を入れたシャーレ中で120〜135時間(丸5日以上)生きた個体がいたことから,羽化後未吸血のまま5,6日生きる個体も存在しうることが示唆された.
  • *近藤 洋史, 小泉 透, 池田 浩一
    日本森林学会大会発表データベース
    2017年 128 巻 P2-171
    発行日: 2017/05/26
    公開日: 2017/06/20
    会議録・要旨集 フリー

    シカによる森林被害が、近年、深刻化している。シカの生息密度分布を把握することは、シカの生息管理や被害対策を行う上で重要である。しかし、シカの生息密度の動態分析などの研究事例は少ない。

    福岡県
    では、1999年から2004年、2009年、2014年と、5年ごとにシカの生息密度調査が実施されてきた。この密度調査結果を用いて、
    福岡県
    のシカ生息域における生息密度分布の動態を解析した。その結果、英彦山周辺部や
    犬鳴山
    周辺部では、高密度分布域が拡大し、英彦山周辺部では30頭/km2以上の高密度分布域が年により変化していることが明らかになった。また、1999年から2004年、2004年から2009年、2009年から2014年のシカ生息密度の増減率を算出し、その増加域と減少域の動態を比較した。その結果、英彦山周辺部の大分県との県境部など稜線部では減少域が増加していたが、山麓部では増加域が拡大していた。森林等の被害軽減のためには、このような高密度分布域の変化、低標高域でのシカ密度の増加に留意しながら、捕獲を進める必要があると思われる。

  • 高橋 五郎, 波部 忠重
    貝類学雑誌
    1973年 32 巻 2 号 27-28
    発行日: 1973/07/31
    公開日: 2018/01/31
    ジャーナル フリー
  • 井上 寛
    蝶と蛾
    1954年 5 巻 3-4 号 25-27
    発行日: 1954/12/15
    公開日: 2017/08/10
    ジャーナル フリー
  • 天正九年段階戦国大名(宗像氏貞)の軍事体勢の一側面
    中村 修身
    日本考古学
    2001年 8 巻 12 号 123-134
    発行日: 2001/10/06
    公開日: 2009/02/16
    ジャーナル フリー
    近年,
    福岡県
    内の中世山城の実態調査が進み諸々のことが分かってきた。沖縄県で開催された日本考古学協会1998年度大会において「北部九州の中世山城」について発表する機会をえた。その時の論旨は中世山城に戦術的山城,里城(居館),戦略的山城,本城など各種の形態があることを述べ,それらが領国支配と深くかかわって変化することを述べた。
    戦略的山城,本城については,都市の発達,城郭縄張りなど極めて多くの研究がなされ大きな成果を挙げている。一方,戦術的山城,里城(居館)が取り扱われることは極めて少ないように思える。里城(居館)の調査も早急に取り組まなければと思うが未だに資料の蓄積が十分でない。ここでは,戦術的山城と位置付けられる砦,端城,切寄せ,保障などと呼ばれ簡素で小規模な山城の果たした役割について明かにすることを目的とする。
    織田信長,豊臣秀吉が在地領主層の家臣団化と常備軍化に成功していた時代の北部九州の実態を宗像氏支配下の
    福岡県
    若宮盆地の山城分布および縄張り調査の成果と天正9年立花勢と宗像勢が若宮盆地で戦った合戦いわゆる小金原合戦の文献をもとに,在地支配と戦術的山城の意義と山城と軍編成と言う視点から検証すると,天正9年段階では
    福岡県
    若宮盆地に所在する20余箇所の山城の管理運営は領主宗像氏ではなく各村落がそれぞれの山城に深く関わり,山城を中心とした軍事力は小規模在地勢力(村落)の手に掌握されていたと,見ることができる。
  • 広渡 俊哉
    やどりが
    2000年 2000 巻 186 号 26-29
    発行日: 2000/09/30
    公開日: 2017/08/19
    ジャーナル フリー
  • すヾき 生
    地学雑誌
    1893年 5 巻 10 号 500-508
    発行日: 1893/10/25
    公開日: 2010/10/13
    ジャーナル フリー
  • 杉本 美華
    昆蟲.ニューシリーズ
    2009年 12 巻 1 号 1-15
    発行日: 2009/03/25
    公開日: 2018/09/21
    ジャーナル フリー
    日本には約50種のミノガ科の種が生息しており,成長した幼虫の携帯型の巣筒であるミノは大きさや概形,表面に使われる素材等の特徴で属あるいは種までの同定が可能である.成虫が脱出後の空になったミノの保存性が高いことから,ミノによる種の同定によって過去の生息範囲を推測することができる.一方,若齢幼虫期のミノは,形態が単純で種の特徴が十分現われていないために正確な同定は期待できず,これまで主に中齢幼虫期から終齢幼虫期のミノが同定に用いられた.しかし,日本産のミノガについて,このような識別形質を含むミノの形態の詳細な記載とその比較はこれまでほとんど行なわれてこなかった.そこで本研究では,ミノの形態から属あるいは種の同定を容易にすることを目的として,日本産ミノガ科23属30種について,成長した幼虫あるいは終齢幼虫のミノの写真を示し,その形態的特徴と蛹化状況を記述するとともに,これまで発表されていなかったミノによる種や属の検索表を,2論文に分けて発表する.第1報では原始的な小型ないし中型種の中で比較的普通な13属19種について記載を行なった.その結果,ミノの本体は円筒形,紡錘形,円錐形または管状で,表面には種特異的な被覆物がつけられていた.中齢ないし老齢幼虫期のミノは,種や属を同定するための有効な特徴を備えていた.
  • 広渡 俊哉
    蝶と蛾
    1997年 48 巻 4 号 271-290
    発行日: 1997/11/30
    公開日: 2017/08/10
    ジャーナル フリー
    これまで,Adela属の種として日本からミドリヒゲナガA.reaumurella(Linnaeus)とケブカヒゲナガの2種のみが知られていた.今回,日本産Adela属の分類学的再検討を行った結果,A.nobilis Christophとされていたケブカヒゲナガは,独立種であることが明らかになり,A.praepilosa sp.nov.として記載した.さらに,2新種A.luteocilis sp.nov.(アトキケブカヒゲナガ:新称),A.luminaris sp.nov.(ムモンケブカヒゲナガ:新称)を見いだし,計4種が日本に分布することがわかった.なお,A.nobilis Christoph,1882は,基産地であるウラジオストク周辺のロシア沿海州などに分布し,おそらく日本には分布しない.Adela属は,♂の触角第8-9鞭節に特異な突起(hook-peg)を持つことによって特徴づけられる.日本産Adela属は,ミドリヒゲナガとそれ以外の3種にグルーピングできる.ミドリヒゲナガでは,transtilla側背面の突起がヘラ状で,ケブカヒゲナガを含む他の3種では,刺状.また,ケブカヒゲナガを含む3種では雌交尾器のvestibulumに顕著な板状の骨片(vestibular lamella)が存在するが,ミドリヒゲナガではこれを欠く.日本産の種はいずれも平地では4月下旬-5月上旬,山地などでは5月-6月に見られる.成虫はカエデ類の花などに集まる.Adela属では,♀に比べて♂の触角が長く複眼が大きいという性差が見られる,今回扱った種では,♂の複眼の大きさや触角の長さに種間差が認められた.複眼の大きさ,触角の長さは,それぞれhd/md(複眼の水平直径/複眼間の最短距離),al/fl(触角長/前翅長)で表した.Nielsen(1980)は,Adela属とNemophora属の種で,♂の複眼が大きいものはスウォーム(群飛)するものが多いとしている.実際,ケブカヒゲナガ.A.praepilosa sp.nov.の♂の複眼は大きく,スウォームすることが知られている.一方,アトキケブカヒゲナガA.luteocilis sp.nov.とムモンケブカヒゲナガA.luminaris sp.nov.では,♂の複眼は小さく,触角が長いが,これらの種がスウォームするかどうかは観察されていない.日本産のAdela属とNemophora属でスウォームしないとされているのは,現在のところクロハネシロヒゲナガNemophora albiantennella Issiki 1種のみである(Hirowatari&Yamanaka,1996).クロハネシロヒゲナガでは♂の触角が長く(al/fl:3.36±0.02),複眼の大きさに性差は認められない(hd/md:♂0.44±0.03,♀0.42±0.2).ヒゲナガガ科では,他個体の認識はすべて視覚によってなされていると考えられている.しかし,複眼が小さく,スウォームしないクロハネシロヒゲナガの♂は,単独で飛翔して♀を探索するが,この時視覚以外の感覚(嗅覚など)を用いていることも充分考えられる.今回,雄交尾器,特にvalva形態から,複眼が小さく触角の長いムモンケブカヒゲナガと,複眼が大きく触角の短いケブカヒゲナガがもっとも近縁であると推定された.従って,♂の複眼の大きさや触角の長さは,各種でおそらく配偶行動と密接に関係しながら独立に進化したと考えられる.さらに,これらの種では複眼が大きいと触角が短く,複眼が小さいと触角が長かった.ただし,ムモンケブカヒゲナガとアトキケブカヒガナガでは,複眼が小さいといっても♀よりは相対的に大きく,視覚で他個体を認識している可能性が高いが,その際,長い触角で嗅覚等,視覚以外の感覚を相補的に用いているのかもしれない.ヒゲナガガ科の配偶行動とそれに関わる形態の進化については,さらに多くの種で詳しく調べる必要がある.以下に日本産各種の形態的特徴と分布などを示す.A.reaumurella(Linnaeus,1758)ミドリヒゲナガ分布:北海道,本州,九州;ヨーロッパ.前後翅とも一様に暗緑色の金属光沢を有しており,日本では他種と混同されることはない.雄交尾器のtegumen後端の形態がヨーロッパ産のものに比べて異なっており(森内,1982),♂の複眼の大きさもヨーロッパ産のものよりやや小さいと思われるが,複眼の大きさは地理的変異があるという報告例もあるので(Kozlov&Robinson,1996),ここでは従来の扱いのままで保留した.A.luteocilis sp.nov.(新種)アトキケブカヒゲナガ(新称)分布:本州(長野県,岐阜県,滋賀県,和歌山県,奈良県[伯母子岳,大台ヶ原]).♂の複眼は小さく(hd/md:0.86±0.03),触角は長い(al/fl:3.33±0.14).♂の頭頂毛,触角間毛は黄色.♀の触角の基部約3分の1が黒色鱗で覆われる.雌雄とも後翅の中室端から前縁部にかけて淡色の斑紋がある.後翅の縁毛が黄色であることで,他種と区別できる.A.luminaris sp.nov.(新種)ムモンケブカヒゲナガ(新称)分布:本州(大山),九州(
    福岡県
    [英彦山,
    犬鳴山
    ]).♂の複眼は小さく(hd/md:0.83±0.05),触角は長い(al/fl:3.63±0.21).♂の頭頂毛,触角間毛は黄色.♀の触角の基半部が黒色鱗で覆われる.雌雄ともに,後翅の中室端から前縁部にかけて淡色のパッチがなく,一様に茶褐色-黒紫色であることで,他種と区別できる.A.praepilosa sp.nov.(新種)ケブカヒゲナガ分布:本州,四国,九州.これまで,A.nobilisと混同されてきた.♂の下唇鬚は密に長毛で覆われる.♂の頭頂毛,触角間毛は黒色.♂の複眼は大きく(hd/md:1.87±0.17),触角は比較的短い(al/fl:2.27±0.16).♀の触角の基半部が黒色鱗で覆われる.雌雄とも後翅の中室端から前縁部にかけて淡色の斑紋がある.後翅の縁毛は茶褐色.雄交尾器,特にvalvaの形状から,ムモンケブカヒゲナガに近縁であると思われる.これまで混同されていたA.nobilisとは,valvaの形状の違いで区別できる.♂成虫はカエデ,コバノミツバツツジ,ユキヤナギの花の上でスウォームする.
  • ―産炭地域振興の観点からみた―
    千葉 寛, 山田 貴司
    水利科学
    1964年 8 巻 1 号 88-103
    発行日: 1964/04/01
    公開日: 2022/04/10
    ジャーナル フリー
  • 史学雑誌
    1998年 107 巻 7 号 1380-1405
    発行日: 1998/07/20
    公開日: 2017/11/30
    ジャーナル フリー

  • 1928年 5 巻 25 号 500-521
    発行日: 1928/03/31
    公開日: 2009/02/26
    ジャーナル フリー
  • 黒佐 和義
    衛生動物
    1958年 9 巻 3 号 130-148
    発行日: 1958/08/10
    公開日: 2016/09/04
    ジャーナル フリー
    1)本邦各地に於いてツマグロカミキリモドキ(福島県), キクビカミキリモドキ(北海道), アオカミキリモドキ(東京), ズグロカミキリモドキ(奄美大島), ハイイロカミキリモドキ(奄美大島)等による病害例を認め, カミキリモドキ類による皮膚炎は広く発生していること及びこれ迄に記録されたもの以外にも病害を与える種のあることを知つた.2)12属24種のカミキリモドキにつき皮膚貼布試験を行い, 毒性の有無を調査した.材料が生の場合は押潰してそのまま塗擦し, 乾燥死体の場合はクロロホルムで浸出し溶媒を溜去してワセリンに混じて用いた.その結果, 実際に病害の知られているもの以外にルリ・ワダ・カトウ・シリナガ・キバネ・コウノ・オオサワ・ハラグロ・ミヤマ・スジ・メスグロ・クロアオ・キアシ・モモブト等のカミキリモドキも有毒であることを知り得た.3)カミキリモドキによる皮膚炎の臨床的観察を行つた.この皮膚炎は水疱(唯1個又は数個からなり, 形と大きさは多種多様で, 通常緊満し, 疱膜は薄く内容は透明で容易に破壊する)の形成を主症状とするもので, 露出部に好発し, 多少の疼痛及び〓痒感があり, 通常数日で乾涸して治癒に赴くが, 水疱が破壊して糜爛面を形成すれば疼痛が強く経過は遷延する.治癒後永く色素沈着を残す.4)虫体の接触状況と皮膚炎発生の関係をアオカミキリモドキ成虫を用いて実験した.単に人体皮膚面をはうのみでは皮膚炎をおこさないが, 手等で押え或いは払いのける等多少とも圧迫を加えると, この甲虫は前胸背板の前後両縁や翅鞘の縦隆条から毒液を分泌し, これが附着した皮膚に水疱を生ぜしめる.また虫体を誤つて押潰したときにも, 有毒な体液により被害を蒙る場合がある.卵及び幼虫も毒素を含むが, 実際の病害性の点では問題にならない.5)本邦に於けるカミキリモドキによる病害を検討するためにカミキリモドキ科各種の地理的分布と成虫の出現期並びに灯火飛来性の有無につき広汎な調査を行つた.その結果北海道及び本州新記録のもの各1種, 四国新記録のもの2種, 九州新記録のもの5種, 屋久島新記録のもの1種を見出し, その他大多数の種類について分布状態と出現期の概要を明かにすることが出来た.6)上記の調査結果に基き, 本邦産カミキリモドキ科各種の分布及び生態特に灯火飛来性と病害性の関係を論じた. Anoncodina, Ezonacerda, Ditylus, Chrysarthia, Asclera, Oedemerina, Oedemeroniaの7属は野外の植物上に見出されるのみで人体に接触する機会が殆どないから病害性の点ではあまり問題にならない.しかしNacerdes, Xanthochroa, Eobia, Oncomerellaの4属のものは夜間灯火に飛来するので人体に接触する機会が多く, 而もOncomerella以外の3属はいずれも有毒であるから, 病害を与える可能性が大きいと考えられる.
  • 舟越 康壽
    社会経済史学
    1937年 7 巻 1 号 69-97
    発行日: 1937/04/15
    公開日: 2017/09/25
    ジャーナル オープンアクセス
  • 松尾 梅雄
    九州歯科学会雑誌
    1976年 29 巻 5 号 417-457
    発行日: 1976/01/31
    公開日: 2017/12/23
    ジャーナル フリー
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