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クエリ検索: "甲状腺腫"
13,429件中 1-20の結果を表示しています
  • 七條 小次郎
    日本内分泌学会雑誌
    1953年 29 巻 7-8 号 155-188
    発行日: 1953/11/20
    公開日: 2012/09/24
    ジャーナル フリー
  • 櫛橋 幸民, 勝田 秀行, 池田 賢一郎, 江川 峻哉, 池谷 洋一, 齊藤 芳郎, 鴨志田 慎之助, 北嶋 達也, 小林 一女, 嶋根 俊和
    昭和学士会雑誌
    2017年 77 巻 5 号 570-577
    発行日: 2018/10/20
    公開日: 2018/03/13
    ジャーナル フリー
    縦隔内
    甲状腺腫
    は全甲状腺手術の0.16~3.3%と比較的稀な疾患である.縦隔内
    甲状腺腫は甲状腺腫
    が縦隔内または胸腔内に存在するものであるが,明確な定義は存在しない.Katlicらの「病変の50%以上が常に縦隔内に存在する」という定義が用いられることが多い.われわれは当センター開設から2016年7月31日までの約1年10か月で4例の縦隔内
    甲状腺腫
    の手術を経験したので,文献的考察を加え報告する.全甲状腺手術において縦隔内
    甲状腺腫
    の占める割合は5.9%であった.症例の年齢は56歳から68歳で平均年齢は61.8歳,男女比は1:3であった.全例穿刺吸引細胞診を施行し,3例が正常もしくは良性,1例が鑑別困難であった.腫瘍が増大した際に諸症状が増悪したり,手術侵襲が大きくなることなどから全例手術加療とした.摘出困難な場合や予期せぬ出血時の対応を呼吸器外科,心臓血管外科と術前に協議した.手術は全例頸部アプローチで手術可能であり,全例術後声帯麻痺はなかった.また,胸骨切開などの術式変更を要した症例もなかった.摘出困難時や予期せぬ出血などの状況を考え,呼吸器外科や心臓血管外科と術前に協議をしておくことは大切であると考える.
  • 中原 養樹, 山田 敏夫
    実験医学雑誌
    1929年 13 巻 7 号 700-705
    発行日: 1929年
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 高森 乙松, 結城 善之
    日本畜産学会報
    1957年 28 巻 1 号 28-35
    発行日: 1957/04/30
    公開日: 2011/01/25
    ジャーナル フリー
    本邦において家畜の甲状腺地帯である長野県長野, 上田屠場から得た成豚,生後1-3ヵ月の仔山羊, 成山羊, 緬羊甲状腺と, 非
    甲状腺腫
    地帯である富山県高岡屠場から得た同種家畜甲状腺の乾燥甲状腺1g当りのヨード含量をLEITCH&HENDERSONの方法によつて分析し, つぎの結果を得た。
    1豚 (去勢牡) 甲状腺のヨード含量: 非
    甲状腺腫
    地帯のものはm=1.96±0.219mgで,
    甲状腺腫
    地帯のもののうち, 正常組織像を認めるものはm=1.47±0.202mg, 病的組織像を認めるものはm=1.18±0.284mgを含み, これら3群の平均値において, 非
    甲状腺腫地帯の正常甲状腺と甲状腺腫
    地帯の病的組織像を認める両群間に有意差 (P:0.05~0.02) を認めた。
    2 仔山羊甲状腺のヨード含量: 非
    甲状腺腫
    地帯の牡の甲状腺はm=1.79±0.108mgで,
    甲状腺腫
    地帯の正常組織像を認める牡の甲状腺腺はm=1.22±0.246mg, 間性のものはm=1.68±0.405mg, 病的組織像を認める牡のものはm=0.84±0.222mgを含む。正常組織像を認める非
    甲状腺腫
    地帯のものと
    甲状腺腫
    地帯の牡の甲状腺の平均値の間には有意差 (P:0.05~0.02) を認め, また前者と, 後者の病的組織像を認める甲状腺の両群の平均値の間には顕著な有意差 (P<0.001) を認めた。
    3成山羊甲状腺のヨード含量: 非
    甲状腺腫
    地帯の正常組織像を認める牝はm=2.43±0.084mgで,
    甲状腺腫
    地帯の正常組織像を認める牝牡, 各1例は1.92~1.99mgを含み, 正常に近い組織像を認める1例の間性は1.45mgを含有する。
    4緬羊甲状腺のヨード含量: 非
    甲状腺腫
    地帯の牡の甲状腺はm=1.80±0.085mgで,
    甲状腺腫
    地帯の正常組織像を認める牝はm=1.30±0.447mg, 牡はm=1.12±0.203mg, 膠性
    甲状腺腫
    像を認める牡1例は0.36mgを含む。両地帯の正常組織像を認める3群の平均値の間に有意差を認められなかつた。
  • 富澤 英一
    日本微生物學病理學雜誌
    1937年 31 巻 3 号 209-264
    発行日: 1937/02/25
    公開日: 2009/09/16
    ジャーナル フリー
    余ハ腸ちふすわくちんヲ用ヒテ菌毒素ガ各臓器ニ及ボス變化ヲ長期ニ亘リテ檢索シタルニ, 特ニ甲状腺ニ於テ興味アル所見ニ遭遇セリ.即チ腸ちふすわくちんノ長期間ノ注射ニヨリテ, 増殖性及非増殖性, 瀰蔓性, 膠様性, 大濾胞性,
    甲状腺腫
    及ビ瀰蔓性, 膠様性, 小濾胞性,
    甲状腺腫
    ノ惹起セラレタルヲ知リ, コレヲ系統的ニ實驗觀察セリ.ソノ成續ニヨリテ觀レバ, 増殖性及非増殖性ノ膠様性, 大濾胞性,
    甲状腺腫
    ノ本態ハソノ根本ニ於テハ異ナレルモノニハ非ズ, 叉兩種
    甲状腺腫
    ノ發生ニハ必シモ副腎ニ於ケル機能低下又ハ廢絶ニ由ルモノニ非ザルヲ學べリ.而シテ
    甲状腺腫
    ノ非地方病性發生ノ成因ノ一トシテ慢性毒性物質ノ刺戟ヲ擧ゲント欲ス.
  • 竹内 和男, 池田 健次, 上馬場 和夫, 早川 和雄, 中島 正男, 吉場 朗
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    1980年 22 巻 6 号 820-826_1
    発行日: 1980/06/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    腹腔鏡検査が有用であった,卵巣
    甲状腺腫
    によるMeigs症候群の1例を報告する.患者は42歳女性で,約3カ月来の治療抵抗性の右胸水と腹水のために入院した.他疾患は否定され,臨床的にはMeigs症候群が強く疑われたが,数回の婦人科での内診及び諸検査にて異常を認めなかった.しかし腹腔鏡を施行した所,左卵巣に小鶏卵大の腫瘤を認め,手術にてこれを剔出した.術後,胸腹水は数日にて速やかに消失した.剔出した腫瘤は,組織学的に甲状腺類似の組織が主体を成す卵巣
    甲状腺腫
    であった. 本腫瘍によるMeigs症候群の報告は少く,本例を含め,内外あわせて15例(うち7例が本邦例)をみるにすぎない.一方,Meigs症候群の報告例の中には,本例の如く卵巣腫瘍の診断が困難であった例も少くない.そのような例で,腹腔鏡にて腫瘍を診断し得たという報告はみられない.他疾患との鑑別上,また患者の病脳期間を短縮させうる点,本症候群を疑った際は,積極的に腹腔鏡を行うべきであると考えられた.
  • 小野田 一男, 坪井 圭之助, 浜中 雄二, 於勢 伝三, 竹村 久康
    医療
    1975年 29 巻 10 号 1000-1005
    発行日: 1975/10/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    的場の方法により, 甲状腺リンホグラフィーを18例の
    甲状腺腫
    に行つた. 結節をさけて甲状腺両葉にLipiodol ultra-fluidを2ml宛注入し, 2, 24, 48時間後に頸部の各方向レ線撮影を行い, 手術所見と比較検討した. 良性腺腫では, 周囲の正常甲状腺がきれいな網目状に造影されている中に境界明瞭な円形の陰影欠損として認められ, 所属リンパ節も造影される. 10例の腺腫のうち7例は存在部位, 結節数, 質的診断が一致した. 甲状腺癌では, 辺縁不規則な陰影欠損の中が模糊とした汚い感じに造影され, 所属リンパ節は造影されにくい. 7例の甲状腺癌のうち5例, 診断が的中した.
    本法は簡便で副作用が少なく,
    甲状腺腫
    瘍の有力な検査法であることを紹介する.
  • 春日 好雄, 宮川 信, 安達 亘, 野原 秀公, 横沢 保, 金子 源吾, 小林 克, 小林 信や, 千賀 脩, 菅谷 昭, 飯田 太
    日本臨床外科医学会雑誌
    1984年 45 巻 10 号 1298-1302
    発行日: 1984/10/25
    公開日: 2009/02/10
    ジャーナル フリー
    1975年から1982年までの8年間に教室で経験した縦隔
    甲状腺腫
    は41例, 44病変である.これらに対して,われわれは臨床的検討を加え手術術式について再検討をした.
    年齢分布は, 40から69歳に集中しており,性別では,女性は男性の3.5倍を占めた.
    発生部位は右葉からのものがやや多いが有意の差はないようである.
    症例をRivesの分類に従ってわけると, 73%はpartial typeのfirst degreeであった. Complete typeは2例であり,迷入性の縦隔
    甲状腺腫
    は1例であった.
    組織型では, 88%は良性であり,腺腫様
    甲状腺腫
    がもっとも多かった.癌腫は5例(12%)であった.
    手術術式では,襟状切開だけのものは38例で,胸骨正中切開を加えたものは3例であった.襟状切開だけで手術を施行し,術後合併症をおこした反省から,現在は胸骨正中切開を施行する適応を決め,積極的におこなって良好な結果を得ている.
    術前検査として,手術術式の選択にもっとも正確な情報を与えてくれるのはCTスキャンであり,現在は縦隔
    甲状腺腫
    の全例に施行している.最後に比較的まれな迷入性の縦隔
    甲状腺腫
    の症例のCT像,手術所見と摘出標本を具体的に呈示して報告する.
  • 横山 伸二, 三角 俊毅, 吉澤 順一, 臼杵 尚志, 平井 隆二, 曽我 浩之, 小松原 正吉, 寺本 滋
    日本臨床外科医学会雑誌
    1987年 48 巻 7 号 922-927
    発行日: 1987/07/25
    公開日: 2009/02/10
    ジャーナル フリー
    過去20年9ヵ月間に教室で経験した胸腔内
    甲状腺腫
    10症例を組織型別に分類し,臨床的検討を行った.症例はすべて胸骨下
    甲状腺腫
    でその組織型は濾胞腺腫(A群) 6例,腺腫様
    甲状腺腫
    (B群) 4例であった. A群の男女比は5:1と男性が多かったのに比し, B群では1:3と女性の比率が高かった.平均年齢はA群, B群それぞれ66歳, 52歳であった.両群ともに胸部X線写真上偶然発見された症例が多く,自・他覚症状を有すものは少なかったが,同写真で気管の偏位あるいは狭窄所見が全症例に観察された.摘除は両群すべて頸部襟状切開のみで可能であったが,管理上問題となった合併症は反回神経麻痺の1例に過ぎなかった.以上,教室例はいずれも良性腫瘍で無症状のものが多かったが,胸部X線写真所見,手術侵襲,合併症などの点から考え,本疾患を認めた場合には術前に予想される組織型にかかわらず外科的摘除が望ましいものと思われた.
  • 土肥 僚子, 古岡 秀文, 松井 高峯, 中川 迫夫, 結田 康一, 宇塚 雄次, 更科 孝夫
    日本獣医師会雑誌
    1997年 50 巻 11 号 635-638
    発行日: 1997/11/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    食肉検査センターに搬入された北海道十勝地方のめん羊 (5~14ヵ月齢) 48頭の甲状腺重量および血清甲状腺ホルモンの測定と病理組織学的検索を行ったところ, 48例中4例にび漫性実質性
    甲状腺腫
    が, 5例にび漫性コロイド
    甲状腺腫
    が認められた. び漫性実質性
    甲状腺腫
    例では, 正常めん羊と比較して血清T3値が有意に高く, T4/T3比が有意に低く, び漫性コロイド
    甲状腺腫
    例ではT4/T3比が有意に高かった. また,
    甲状腺腫
    例飼育農家3軒の飼料中ヨード含量は, めん羊のヨード要求量に比べて低値を示した.
  • 野元 成郎, 太田 宏, 賀嶋 俊隆, 三浦 則正, 熊田 六郎, 高場 利博, 石井 淳一
    日本臨床外科医学会雑誌
    1987年 48 巻 6 号 811-815
    発行日: 1987/06/25
    公開日: 2009/02/10
    ジャーナル フリー
    縦隔内
    甲状腺腫
    は比較的稀な疾患であり,無症状例も多く,偶然発見されることも少くない.しかし,腫瘍の周囲臓器に対する圧迫,悪性化を考えて発見され次第できるだけ早期に手術を施行すべきである.
    本4例中無症状例2例,悪性例は1例であった.
    手術時の皮膚切開には襟状切開,胸骨縦切開,開胸等がある.殆どの例は襟状切開にて手術可能であり,本4例も全例襟状切開にて腫瘍を摘出できた.しかし腫瘍の位置,局在に応じて皮膚切開を選択すべきであり,必要があれば他の切開も併用すべきである.
  • 橋本 篤, 木下 浩之, 磯部 英男, 榊原 健介, 藤田 義人, 畠山 登, 藤原 祥裕
    日本集中治療医学会雑誌
    2018年 25 巻 3 号 195-196
    発行日: 2018/05/01
    公開日: 2018/05/02
    ジャーナル フリー
  • 三浦 連人, 田村 利和, 国友 一史, 字高 英憲, 古味 信彦
    日本臨床外科医学会雑誌
    1987年 48 巻 1 号 1-5
    発行日: 1987/01/25
    公開日: 2009/02/10
    ジャーナル フリー
    術前に頚部軟エックス線撮影を施行し病理組織学的に確定診断を得た外科的甲状腺疾患193例の石灰沈着陰影について検討した.石灰沈着陰影は193例中43例に認められ,癌では43.4%, 腺腫では19.8%の陽性率であった.砂粒腫様陰影と粗大型陰影との分類に際し,その境界撮大径0.5mmと設定し0.5mm以下を砂粒腫様陰影, 0.5mm以上を粗大型陰影と分類したところ,砂粒腫様陰影は甲状腺乳頭癌にのみ認められた.また,野口の型分類にこの条件を付け加えてI~V型に分類した結果,癌においてはII型が60%,良性結節ではIII型が95%と多く認められた.砂粒腫様陰影と粗大型陰影の境界を0.5mmに設定することの是非は今後の検討を要するが,自験例においてはこの設定が有用であった.
  • 石川 満子, 土居 忠文, 三谷 哲也, 西田 政明, 武田 京子, 杉浦 哲朗
    超音波検査技術
    2000年 25 巻 3 号 194-197
    発行日: 2000/06/01
    公開日: 2007/11/03
    ジャーナル フリー
  • 南條 一郎
    日本医科大学雑誌
    1939年 10 巻 2 号 103-178
    発行日: 1939/02/15
    公開日: 2009/07/10
    ジャーナル フリー
  • 高野 徹
    日本内科学会雑誌
    2012年 101 巻 4 号 929-934
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/05/10
    ジャーナル フリー
    甲状腺の結節性病変は非常に頻度が高く,大部分が良性疾患であるが10%程度は悪性腫瘍である.悪性腫瘍の約9割を占める乳頭癌は超音波検査と穿刺吸引細胞診でほぼ診断がつけられるが,触診でもある程度診断が可能である.これに対して濾胞癌は良性疾患との鑑別が非常に困難であり,注意を要する.近年,甲状腺癌の残存や遠隔転移を診断するためのサイログロブリン試験およびヨードシンチグラフィーにリコンビナントTSHが使えるようになった.
  • 新美 仁男, 佐々木 望, 松本 生, 首村 紀夫, 中村 陽子
    日本内分泌学会雑誌
    1976年 52 巻 10 号 1040-1045
    発行日: 1976/10/20
    公開日: 2012/09/24
    ジャーナル フリー
    An epidemiological survey on the incidence of chronic lymphocytic thyroiditis in childhood was performed in 11,353 apparently healthy school children in Chiba prefecture, Japan.
    The present study included 9,416 school children (4,401 boys and 5,015 girls, ages 6-18 yrs) in Chiba City and 1,937 children (744 boys and 1,193 girls, ages 16-18 yrs) in Tateyama City. The first group was selected as a representative of urban area, and the second group was selected as that of seaside area.
    Children having goiter were selected for testing antithyroglobulin and antimicrosomal antibodies in sera. Final diagnosis of chronic lymphocytic thyroiditis was based on histological specimens obtained by needle biopsies on the antithyroid antibody positive subjects.
    The overall incidence of chronic lymphocytic thyroiditis in these children was 1.7 per 1,000 children. There was a considerable sex difference in the prevalence. None of the patients were boys. In girls the incidence increased with age : ages 6-12 0.9, ages 13-15 4.6 and ages 16-18 3.1-4.2 per 1,000, respectively. The incidence in the seaside area, 2.6 per 1,000 was not significantly higher than that in the urban area, 1.8 per 1,000. Histologically, all cases were classified as focal thyroiditis.
  • 杉浦 勇人, 末永 昌宏, 岡田 喜克, 上原 伸一, 大輪 芳裕, 松原 俊樹, 立松 正衛
    日本臨床外科医学会雑誌
    1989年 50 巻 8 号 1539-1543
    発行日: 1989/08/25
    公開日: 2009/04/21
    ジャーナル フリー
    甲状腺機能亢進症を伴う腺腫様
    甲状腺腫
    に甲状腺癌を合併した症例を経験したので若干の考察を加えて報告する.症例は51歳女性で,一年前から出現した頸部腫瘤が最近増大してきたので来院した.術前検査では甲状腺機能亢進状態であり,123-Iによる甲状腺シンチグラムで甲状腺両葉上極にhot noduleが見られ,超音波検査で甲状腺全体に多数の嚢胞が存在した.切除した右葉組織から約1cmの乳頭癌がみつかり甲状腺機能亢進症を伴う腺腫様
    甲状腺腫
    に合併した甲状腺癌症例と診断された.
  • 朴 京林, 川島 正久, 鈴木 尚子, 塩谷 雅英, 山下 正紀, 星野 達二, 伊原 由幸, 島田 逸人, 小野 吉行, 池内 正憲, 高島 英世, 白根 博文, 池窪 勝治
    産婦人科の進歩
    1995年 47 巻 5 号 729-735
    発行日: 1995/09/01
    公開日: 2011/07/05
    ジャーナル フリー
    Struma ovarii is a rare tumor, and the preoperative diagnosis is difficult. A case of struma ovarii with Meig's syndrome is reported.
    A 55-year-old woman was referred with the complaint of rapidly progressing abdominal bulging. Malignant ovarian tumor was suspected due to right ovarian swelling, large amount of ascites, increased levels of serum and ascites CA125 and hydrothorax. The postoperative pathological diagnosis was benign struma ovarii.
    We reviewed the preoperative findings of her serum and ascites again, and found that the thyroglobulin levels were also increased. After surgery, the serum CA125 and thyroglobulin levels rapidly decreased to normal.
    Immunohistochemical examination revealed the tumor to be CA125-negative and thyroglobulin-positive, and suggested that the thyroglobulin originated from the tumor.
    In conclusion, the serum and ascites levels of thyroglobulin may suggest the diagnosis and may be helpful in the follow-up of this tumor. [Adv Obstet Gynecol 47 (5); 729-735, 1995 (H7. 9)]
  • 判別分析を用いた検討
    佐々木 賢二, 三好 康敬, 寺嶋 吉保, 國友 一史, 田代 征記
    日本臨床外科医学会雑誌
    1996年 57 巻 10 号 2350-2354
    発行日: 1996/10/25
    公開日: 2009/02/10
    ジャーナル フリー
    1980年4月から1990年12月までに術前に超音波検査が施行され当教室で切除された
    甲状腺腫
    瘤203例のうち,甲状腺癌36例,甲状腺良性疾患39例を対象として,腫瘤最大径,縦横比,個数,辺縁の性状,内部エコーの有無およびその均一性,高輝度エコーの有無,後方エコーの性状,乳頭状増殖の有無の10因子について癌と良性疾患の2群間で相関を検討したところ,辺縁の性状,内部エコーの均一性,高輝度エコーの有無,後方エコーの性状の4因子が2群間で高い相関を示した.次に,この4因子を用いて2群間の判別分析を行ったところ, sensitivity 94.1%, specmcity 94.9%, accuracy 92.0%の判別式が得られた.さらに,この判別式を用いてprospective studyを施行した結果,約90%の正診率が得られ,
    甲状腺腫
    瘤の超音波診断においてこの判別式は簡便で有用であると思われた.
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