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クエリ検索: "皇族画報"
6件中 1-6の結果を表示しています
  • ―科学・メディア・消費文化によって創られる「子どもらしさ」―
    首藤 美香子
    幼児教育史研究
    2020年 15 巻 64-83
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/03/25
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  • ―「土井子供くらし館」所蔵品から (Part.1帽子) ―
    鳥居本 幸代
    繊維製品消費科学
    1999年 40 巻 4 号 219-225
    発行日: 1999/04/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 近代天皇制における民間マスメディアの機能の再評価
    右田 裕規
    ソシオロジ
    2002年 47 巻 2 号 37-53,178
    発行日: 2002/10/31
    公開日: 2016/05/25
    ジャーナル フリー
     The modern Japanese emperor system have been regarded as a structure that was maintained by government policy in the earlier studies.Consequently, these studies underestimate the mass media's function in the emperor system and ignore the mass media's autonomy in the face of the government's attempts to rule people through the 'kokutai ideology' that regards the emperor as a god.
     Howaver,in reality the prewar mass media's report of the imperial family had a great influence on the populace's views of them.The content of this report was highly secular, with pictures and articles reporting the friendly figures of the imperial household and their private lives,and was opposed to the government's attempt to rule people through the 'kokutai ideology'.
     The purpose of this paper is to elucidate the ways in which the modern Japanese mass media, in the process of its own commercialization and Japan's modernization, counteracted the government's attempt to build an absolute monarchy.I also seek to revalue the peculiar function of the mass media in the prewar emperor system by presenting research on the process whereby the mass media created the 'popular emperor system' by reporting secular information on the imperial family in response to popular need.
  • 研谷 紀夫
    映像学
    2024年 111 巻 116-135
    発行日: 2024/02/25
    公開日: 2024/03/25
    ジャーナル フリー

    天皇や皇族の肖像に関する社会的な意味や役割についての研究が行われるようになって久しいが、これまでの研究対象は天皇・皇后や成人皇族が主であった。一方でその天皇や皇族の子息である親王・王や、息女である内親王・女王などのイメージについては、これからの研究課題であると言えよう。特にそれまでは公の場でも和装姿であった皇后が1886(明治19)年から洋装に代わると、その頃に誕生した内親王が皇后と入れ替わるように和装姿で写真が撮影され、それらの写真が年少者や女学生向けの雑誌に掲載されるようになった。また、皇太子の成婚を契機に“皇室御一家”を想起させる絵が多数描かれるようになると、内親王は写真と同じ袴姿で描かれ一家の娘役を担うこととなる。さらに30年代後半に日露戦争が起き、戦争の様子を伝える画報が発刊されると袴姿で戦死者の名前を書き奉納する姿や、靖国神社で遺族と対話するなど、袴姿で国に奉仕する絵が描かれた。また婚礼に際しても洋装姿の夫と、袴姿の内親王の写真を組み合わせた紙面が多くのメディアで見られたが、皇族妃となった後は一転して洋装姿の写真が流布するようになる。このように明治期の内親王は皇室での立場や国の状況に応じてメディア上で様々な姿を見せた。本論では肖像写真の原板との比較を行いながら、明治期の内親王が各種メディアにおいてどのように表象され、皇后とは違うどのような役割を担ったかを明らかにする。

  • 茂木 謙之介
    宗教研究
    2014年 88 巻 1 号 49-74
    発行日: 2014/06/30
    公開日: 2017/07/14
    ジャーナル フリー
    本稿の目的は、天皇神格化言説の高揚する昭和戦前戦中期における皇族表象の様相とともに、天皇崇敬に関する宮内省のスタンスを明らかにすることにある。先行論では崇敬対象の天皇と崇敬主体の国民という構造が展開され、抽象的な議論になりがちであるが、本稿では具体性を以て表象される皇族に注目する。本稿では旧宮内省文書から考察を試み、統括官庁の方針を確認するとともに、文書に織り込まれた人びとの声を回復し、それらの経年変化を探る。結果、一九二六〜三七年まででは皇族表象を価値目的的に利用しようとする地域社会のスタンスと、それを規制していく宮内省のスタンスが、一九三七〜四一年前後では〈利用〉と共に皇族を崇敬対象とみなす地域社会の声とともに、その傾向を事実上黙認する宮内省の立場が、そして一九四一〜四五年では軍部の要請と相俟って、崇敬される天皇とそれを崇敬する国民という構造へ収斂させていく宮内省の在り様が看取された。
  • 右田 裕規
    社会学評論
    2004年 55 巻 2 号 129-145
    発行日: 2004/10/25
    公開日: 2010/04/23
    ジャーナル フリー
    本論文の目的は, 戦前期女性の皇室観の分析を通じ, 民衆の生活世界に根ざしつつ, 近代天皇制と「女性」の関係を捉え直すことにある.アプローチしたのは, 1900-10年代以降の女性に広く現れた, 「スターとしての皇室」への強い憧憬・関心という心性である.本論文ではこの心性につき, 男性の皇室観と比較しつつ, 歴史社会学的な考察が加えられる.具体的にはまず, 戦前期女性の上記の心性が, 近代天皇制の大衆化を推進していった過程を概観することで, 彼女らが天皇制の質的変容をもたらしたことが示される.さらに上記の心性形成の諸要因の解明を通じ, 戦前期大衆天皇制の形成と日本の近代化過程との関係性が, ジェンダー論的視座から提示されるとともに, 家父長制と天皇制の間に対立のモメントの存在した事実が明らかにされる.
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