詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "石塚久美子"
9件中 1-9の結果を表示しています
  • 小澤 哲也, 守田 誠司, 澤本 徹, 石塚 久美子, 白石 尚子, 村山 ゆかり, 岸本 美保, 川口 留佳, 佐藤 隆一, 大澤 貴子, 大山 由廉, 中村 彩菜, 霜田 直史
    関東甲信越ブロック理学療法士学会
    2017年 36 巻
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/04/03
    会議録・要旨集 フリー

    【背景】

    近年、人工呼吸器装着(MV)患者に対する離床の開始基準や実施基準が明確化されているが、離床時のリスクの層別化に関する報告は少ない。そこで本研究は離床時のリスクを層別化した離床プログラムの安全性を検討することを目的とした。

    【方法】

    当院救命救急センターに入院となり、離床プログラムに基づいてベッドアップ、端座位および車椅子乗車を実施したMV 患者5 例(男性5 例、年齢77 ± 11 歳、肺炎4 例、多発外傷1 例、APACHE2 スコア25.8 ± 1.5 点)、28 回の離床を対象とした。離床時のリスクの層別化として、人工呼吸器の設定(FiO2 <0.6、PEEP <10cmH2O、PaO2/FiO2 ratio >150)、高用量の強心薬を使用していないこと、バイタルサイン(SpO2 >88%、HR40-130bpm、sBP80-180mmHg、RR10-40bpm、体温<

    38.5℃)の3 つの大項目を指標とし、基準を満たした大項目の数によって、3 項目をlow risk(LR)、1 ~2 項目をmoderate risk(MR)、0 項目をhigh risk と分類した。なお、high risk の場合は離床は実施しなかった。アウトカムは離床実施前後の血圧、心拍数、酸素飽和度、呼吸回数およびそれぞれの変化量と20 分の離床が完遂できたか否かとした。解析方法は各離床をLR とMR に分類し、アウトカムを対応のないt 検定とχ2 乗検定で比較した。なお、有意確率は5% 未満とした。本研究は当院倫理委員会の承認を得て実施した。

    【結果】

    離床のリスク分類はLR 18 回、MR10 回であった。LR はMR の離床に比較して20 分の離床完遂率(LR vs. MR: 50% vs.

    10%)、PF ratio(171 ± 17 vs. 131 ± 17)、体温(37.1 ± 0.5 vs. 37.7 ± 0.7℃)、離床後のSpO2(97 ± 3 vs. 95 ± 3 %)に有意差を認めた(p <0.05)。それ以外の項目に有意差は認めなかった(p >0.05)。

    【結論】

    LR とMR のMV 装着下の離床は著しい呼吸循環動態の悪化を招くことはないが、MR の離床は離床時間の調整などが必要である。

  • 安田 祥浩, 高木 眞人, 尾形 高士, 黄司 博展, 鈴木 芳明, 加藤 文昭, 寿美 哲生, 青木 利明, 土田 明彦, 青木 達哉
    日本外科系連合学会誌
    2006年 31 巻 2 号 214-217
    発行日: 2006/04/30
    公開日: 2009/08/13
    ジャーナル フリー
    症例は67歳, 男性。既往歴として2回の胃切除術, Roux-Y法再建が行われていた。今回, 下行結腸癌, S状結腸癌で左半結腸切除術を施行した。術後第9病日に, 嘔吐, 上腹部痛, 肝機能障害, 軽度の高アミラーゼ血症を認め, CTにて十二指腸と胆嚢の著明な拡張を認めたため, 輸入脚閉塞症と診断した。手術による強い癒着が予想されたことと, 腹膜刺激症状がなかったため, 保存的治療を行った。輸入脚の減圧を目的に酢酸オクトレオチド (ソマトスタチンアナログ) の持続皮下注射と経皮経肝胆嚢ドレナージを行った。徐々に輸入脚の拡張が改善し, 術後第56病日に退院となった。術後5カ月が経過したが, 再発の徴候は認めていない。
  • 西野 裕人, 木村 有佑, 吉村 玄浩
    日本腹部救急医学会雑誌
    2015年 35 巻 7 号 945-949
    発行日: 2015/11/30
    公開日: 2016/03/02
    ジャーナル フリー
    症例は69歳男性。2005年に胃体上部後壁の早期胃癌に対し胃全摘術(Roux-en-Y法再建)を施行,7年間無再発で経過していた。2012年1月に腹痛で救急搬送,腹部造影CTで輸入脚の拡張を認め緊急手術を施行し,輸入脚の捻転を認めたため捻転の解除を行った。腸管虚血はないと判断し腸切除は行わなかったが,術後経過は良好であった。2012年6月の血液検査で肝胆道系酵素の上昇を認め,腹部造影CTで輸入脚の拡張を指摘された。全身状態は安定していたため,輸入脚の減圧を試みることとした。経皮経肝胆道ドレナージを施行し,後日チューブ先端を十二指腸へ通過させ輸入脚の減圧を行った。腸管拡張が改善したのを確認し待機的に手術を施行,狭窄した腸管を部分切除し輸入脚を肛門側腸管と側側吻合し,術後2年再発は認めていない。輸入脚症候群に対する治療として経皮経肝胆道ドレナージの応用は有効な手段であると考えられた。
  • 桑田 亜希, 中光 篤志, 今村 祐司, 香山 茂平, 上神 慎之介, 藤解 邦生, 垰越 宏幸
    日本腹部救急医学会雑誌
    2010年 30 巻 5 号 725-728
    発行日: 2010/07/31
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    症例は71歳の男性。胃癌で胃全摘,Rou-enY再建術,腸瘻造設術を施行した。術後1ヵ月後に腹痛で来院した。CTで輸入脚の拡張を認め,血中アミラーゼ値の上昇もあり輸入脚症候群と診断した。保存的治療で腹痛が軽快したため緊急手術は施行しなかった。その1ヵ月後に再度腹痛が出現したため来院した。CTで前回と同部位での狭窄を認め,腹部症状が強く絞扼性イレウスが否定できないため,緊急手術を施行した。開腹すると腸瘻腹壁固定部を軸として輸入脚が捻転していた。腸瘻腹壁固定部を剥離し捻転を解除した。輸入脚症候群の原因として腸瘻留置に起因する症例を経験したので,文献的考察を加え報告する。
  • 鈴木 明, 尾下 文浩, 中島 康雄, 村井 容子, 渡辺 英明, 渡辺 篤, 桑野 和善
    日本胸部疾患学会雑誌
    1989年 27 巻 Supplement 号 483-486
    発行日: 1989/03/10
    公開日: 2010/02/23
    ジャーナル フリー
  • 藤野 靖久, 井上 義博, 小野寺 誠, 佐藤 信博, 遠藤 重厚, 大森 浩明, 鈴木 一幸
    日本消化器病学会雑誌
    2007年 104 巻 8 号 1218-1224
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/08/06
    ジャーナル フリー
    症例は67歳女性.2001年3月,胃潰瘍穿孔で広範囲胃切除術(Billroth II法再建術).同年10月,急性輸入脚症候群とそれにともなう重症急性膵炎の診断で入院.内視鏡下に輸入脚の減圧に成功し,引き続き輸入脚の持続ドレナージを行った.さらに後腹膜膿瘍に対しては経皮的膿瘍ドレナージとの併用が有効であった.急性輸入脚症候群の治療は外科的手術療法が一般的であるが,内視鏡下のドレナージも侵襲が少なく有用と考えられた.
  • 浜崎 泰佑, 平野 康次郎, 木勢 彩香, 溝上 雄大, 竹内 美緒, 洲崎 勲夫, 油井 健史, 新井 晋太郎, 松本 政輝, 石塚 久美子, 清水 克悦, 嶋根 俊和, 小林 一女
    昭和学士会雑誌
    2024年 84 巻 1 号 48-55
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/03/07
    ジャーナル フリー
    原発性頭蓋底腫瘍が鼓室内に進展した稀な2症例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.症例1は55歳女性.約30年前より左難聴を自覚していたが放置していた.左癒着性中耳炎を近医で指摘されて受診した.左鼓室内に腫瘤が透見され,生検を目的に試験的鼓室開放術を施行した.切除腫瘍の病理診断は髄膜腫であった.左難聴以外の症状,所見がなく脳神経外科で経過観察としている.症例2は46歳女性.左難聴を自覚し,近医で滲出性中耳炎の診断のもとで加療したが改善せず,当科を受診した.左鼓膜換気チューブ留置術を施行したが,左伝音難聴は改善しなかった.画像検査で,左頭蓋底腫瘤を認めた.脳神経外科で腫瘍塞栓術及び,開頭による腫瘍摘出術を施行した.摘出腫瘍の病理診断は骨巨細胞腫であった.術後の左聴力は術前と著変なく,難聴は残存した.明らかな合併症はなく,経過観察中である.2例とも難聴を主訴とし,診断には画像検査が有用であり,脳神経外科医との連携が大切であった.
  • 日本静脈経腸栄養学会雑誌
    2018年 33 巻 4 号 SUP85-SUP87
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/10/20
    ジャーナル フリー
  • 肝臓
    1990年 31 巻 supplement3 号 156-170
    発行日: 1990/10/30
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
feedback
Top