中学校理科における「惑星の見え方」の学習にかかわって,生徒の理解を高めるために観察する視点移動能力の習得を重視した学習活動として,コンピューターシミュレーション(Mitaka)による金星の観察と作図によって形や大きさの変化を明らかにする二つの学習活動を考案した.それぞれ順序を変えて検証授業を行い各活動の終了段階で検証テストを行った結果,両活動とも視点変換の習得に同程度で有効であること,さらに二つの学習活動を繰り返して行うことで視点移動能力の習得につながることが確認できた.
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