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クエリ検索: "菊池麻衣子"
12件中 1-12の結果を表示しています
  • 中富 瑠璃子, 益田 浩司, 岸本 三郎
    皮膚の科学
    2008年 7 巻 6 号 672-675
    発行日: 2008年
    公開日: 2009/11/10
    ジャーナル 認証あり
    72歳,男性。膵癌に対しTS-1®(テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤)を120mg/day内服開始後,約12週間目にテガフールの総量6gの時点で,鼻背,両頬部に紅斑が出現した。頬部の病理組織像では角質増殖,基底層の液状変性,真皮では血管や毛包周囲に密なリンパ球浸潤を認めた。蛍光抗体直接法では表皮真皮境界部にIgA,IgG,IgM,C3の沈着が陽性であった。DLSTテストとTS-1®,テガフール,ギメラシル,オテラシルカリウムのパッチテストの結果はいずれも陰性であったが,TS-1®内服中止後約2週間で病変は色素沈着を残して軽快したことより,TS-1®によるDLE型薬疹と考えられた。
  • 下浦 真一, 足立 厚子, 西谷 奈生, 佐々木 祥人, 安田 大成, 皿山 泰子, 清水 秀樹
    皮膚の科学
    2008年 7 巻 4 号 447-453
    発行日: 2008年
    公開日: 2010/12/06
    ジャーナル 認証あり
    66歳,男性。頭頂,両側頭に母指頭大の結節を認める。皮膚病理組織では真皮全層に異型リンパ球の結節状の密な浸潤があり,centroblastとcentrocyteの浸潤をみた。免疫グロブリンJH遺伝子再構成は陽性。EBV-VCA IgGは5120倍。血清HTLV-1抗体は256倍以上であったが末梢血及び皮膚組織のHTLV-1モノクローナリティーは陰性。以上よりHTLV-1キャリアに発症したprimary cutaneous follicle center lymphomaと診断した。HTLV-1感染とEBVの再活性化,B細胞リンパ腫の発症が関与している可能性があると考えた。
  • ―ソルボセイン®を用いた移乗補助板を作製して―
    林 礼人, 松村 崇, 古元 将和, 堀口 雅敏, 松田 倫史, 小室 裕造, 水野 博司
    創傷
    2011年 2 巻 4 号 182-188
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/10/01
    ジャーナル フリー
  • 菊池 麻衣子, 甲斐 裕美子, 中井 菜美, 井上 千津子, 矢野 健二
    皮膚の科学
    2005年 4 巻 5 号 448-452
    発行日: 2005年
    公開日: 2011/05/17
    ジャーナル 認証あり
    70歳,女性。60歳から下半身麻痺のため車椅子生活で,坐骨部褥瘡を繰り返していた。左坐骨部の褥瘡が骨まで達する深さとなり,入院治療したが難治であった。MRSA感染も伴い,適宜抗生剤使用したが感染症状を繰り返していた。数回のデブリドマンや各種外用剤使用にても良好な肉芽が得られなかった。難治の要因として座位時に生じる圧やずれ力を考え,デブリドマン後,厳しい体位制限を開始した。除圧管理を行ってからは感染症状も落ち着き,良好な肉芽が出現したので,穿通枝皮弁術を施行し完治した。術後,徐々に体位制限を解除した後,再発予防のためシーティング指導し,退院。術後約13ヵ月経過するが,現在の所再発をみていない。
  • 菊池 麻衣子, 矢島 智子, 大畑 千佳, 牧 一郎
    皮膚の科学
    2007年 6 巻 5 号 485-489
    発行日: 2007年
    公開日: 2010/12/06
    ジャーナル 認証あり
    9ヵ月, 男児。生後4ヵ月で左上腕にBCG接種を受けたところ, その3ヵ月後から左鎖骨下部に皮下結節が生じてきた。経過観察していたところ自壊し, 皮下より白色塊が排出された。その白色塊の病理組織像は乾酪壊死を伴う肉芽腫であり, 皮膚結核が疑われた。病変部皮膚組織の結核菌群同定polymerase chain reaction(PCR)にて結核菌群陽性であり, 肺など他臓器に活動性結核病変を認めなかったためBCGによる真性皮膚結核と診断した。クォンティフェロン®TB-2Gを施行して診断の参考とした。
  • 小栁 礼恵, 奥田 裕美
    日本創傷・オストミー・失禁管理学会誌
    2022年 26 巻 1 号 29-35
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/06/06
    ジャーナル フリー
     目的:本研究では小児専門病院における医療関連機器圧迫創傷(MDRPU)の発生原因となった医療機器別に発生部位、リスク要因を明らかにすることを目的とした。
     方法:研究デザインは後ろ向き研究である。調査期間は連続した3ヵ月、調査施設は日本小児総合医療施設協議会看護部長部会専門領域看護師ネットワーク/皮膚・排泄ケア領域に参加する18施設で全数調査とした。対象者は小児疾患により小児専門病院に入院中であるMDRPUを保有する患者とした。調査項目は、成長発達段階、日常生活自立度、褥瘡危険因子、褥瘡ハイリスク項目、病期、大島分類、肢体不自由の有無、褥瘡発生部位、MDRPUの原因機器である。機器と調査項目をクロス集計し調整済み標準化残差分析を行った。
     結果:対象者は264名であった。MDRPU発生が最も多かったのは呼吸器関連機器79名(29.9%)であり、そのうち54名(68.4%)は顔面に発生した。最も発生の多かった呼吸器関連機器と関連があったのは、関節拘縮、病的骨突出、極度の皮膚の脆弱、大島分類、高校生以上であった。
     結論:小児専門病院においてリスクの高い機器は呼吸器関連機器であり、好発部位は顔面であることが明らかとなった。また、小児特有のリスク要因である大島分類から重症心身障害児に関連する項目の重要性が示唆された。
  • 菊池 麻衣子, 矢島 智子, 大畑 千佳, 足立 史朗
    皮膚の科学
    2007年 6 巻 4 号 357-363
    発行日: 2007年
    公開日: 2010/12/06
    ジャーナル 認証あり
    63歳,女性。初診の2年前から背部に結節が生じ,近医にてケロイドと診断されステロイド局注を受け,一度縮小した。2年後,同部位に紅斑,結節が再発したため当科を受診した。初診時,5.0×3.5cmの浸潤性紅斑が背部にみられ,紅斑内に結節を有していた。生検組織にて真皮上層にび慢性リンパ球浸潤と真皮中層に濾胞形成がみられた。免疫染色にて濾胞部は,CD20,Bcl-2が陽性,CD10,Bcl-6が一部陽性であり,CD3,CD5は陰性であった。免疫グロブリン遺伝子H鎖にて再構成がみられた。全身検索にてリンパ節腫脹,他臓器所見はなく,Primary cutaneous follicle center lymphomaと診断した。治療は,皮疹の境界が比較的明瞭で,切除縫縮可能な大きさであったため,外科的切除を施行した。術後約11ヵ月経過するが,再発していない。
  • 廣川 景子, 西村 景子, 菅谷 直樹, 鈴木 加余子, 福田 俊平, 橋本 隆, 松永 佳世子
    日本皮膚科学会雑誌
    2012年 122 巻 8 号 2097-2104
    発行日: 2012/07/20
    公開日: 2014/11/13
    ジャーナル 認証あり
    79歳男性.既往歴として糖尿病,B型肝炎,高血圧.初診の数日前より両耳後部に水疱が出現.徐々に顔面に拡大したため当院を受診.ELISA法による抗BP180抗体,抗Dsg1/3抗体は共に陰性.病理組織学的に表皮下水疱を認め,蛍光抗体直接法では表皮基底膜部にIgG,C3の線状沈着を認めた.正常ヒト皮膚を基質とした蛍光抗体間接法でIgG抗表皮基底膜部抗体を認め,1M食塩水剥離皮膚の真皮側に反応し,表皮抽出液と真皮抽出液の免疫ブロット法は陰性,精製ヒトラミニン332ではα3,β3,γ2サブユニットに反応した.以上より抗ラミニン332型粘膜類天疱瘡と診断した.プレドニゾロン(以下PSLと略す)60 mg/日に,DDS(ジアフェニルスルホン)内服を併用したが,皮疹は軽快しなかったため,400 mg/kg/日の大量免疫グロブリン静注(IVIG)療法を5日間施行したところ,速やかに皮疹は改善した.初診1年3カ月後にPSLを中止したが,症状の再燃はない.初診8カ月後の皮疹軽快時(PSL 15 mg/日内服中)に抗原抗体解析を再度施行したところ,蛍光抗体間接法でIgG抗表皮基底膜部抗体は陰性化していた.精製ラミニン332を用いた免疫ブロット法では,IgGがγ2のみに反応し,α3,β3サブユニットは陰性であり,本症例の病原抗原はα3,β3サブユニットと考えられた.
  • 山岡 明子, 小田島 安平
    日本小児アレルギー学会誌
    2009年 23 巻 3 号 295-302
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/11/13
    ジャーナル 認証あり
    14歳,男児.PL顆粒やイブプロフェンとうどんの同時摂取で蕁麻疹やアナフィラキシーの既往がある.2008年2月に学校で給食を摂取した後にサッカーをしていたところアナフィラキシーが出現した.給食は牛乳,おでん(大根・卵・はんぺん・コンニャク・ 人参・ほうれん草・ちくわ),わかめご飯,魚フライであった.小麦,グルテンの血中抗原特異的IgE抗体(ImmunoCAP®)が陽性であった事や過去の既往等から小麦による食物依存性運動誘発アナフィラキシーを疑い負荷試験を行ったが,小麦+運動では無症状であった.そこでアスピリンを前投与した後に小麦を摂取させたところ運動とは関係なくアナフィラキシーが誘発された.以上より小麦と同時にサリチル酸含有物質を摂取することにより症状が誘発されると考えられ小麦依存性サリチル酸誘発アナフィラキシーと診断した.
  • 日本産科婦人科内視鏡学会雑誌
    2006年 22 巻 1 号 99-108
    発行日: 2006年
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 前野 マドカ, 前野 隆司, 櫻本 真理
    支援対話研究
    2017年 4 巻 3-16
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/01/29
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究では、筆者らが明らかにした幸せの心的要因の4つの因子に基づく、幸福度向上のためのグループ学習プログラム“ハッピーワークショップ”を開発した。本ワークショップは最短3時間程度から最長数日程度で行なうことができるワークショップである。ショートバージョン、4回バージョン、オンラインカウンセリングバージョン、イノベーションとの組み合わせバージョンなどがある。本研究では、ワープショップの概要を説明した後に、その有効性について論じた。有効性の検証は、ワークショップ前後の幸福度計測及びワークショップ中の笑顔計測に基づいて行なった。その結果、幸福度向上効果および笑顔共起率の上昇効果を確認することができた。今後は、本ワークショップを広めていくこと、様々な場で応用展開していくこと、ワークショップに留まらず継続的な活動に深めていくことなど通して、人々が生き生きと幸せに生きる社会の構築に貢献していく所存である。
  • 糖尿病
    2013年 56 巻 Suppl 号 S-208-S-284
    発行日: 2013年
    公開日: 2017/09/12
    ジャーナル フリー
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