タンパク質の機能発現には空間的スケールの大きな揺らぎが密接に関わっていると考えられている。我々は、無機物単結晶試料の異方性の評価によく使われている角度分解偏光ラマン分光法を正方晶リゾチーム単結晶に適用し、明確な偏光角度依存性を確認したことを報告した。本研究では、試料の良質化・温度の制御を施し、より詳細に低振動数ラマン領域における振動モードの振る舞いを調べる。
テラヘルツ時間領域分光、低波数ラマン散乱分光、ブリルアン散乱分光を用いてグルコースガラスのボゾンピークのダイナミクスを調べた。
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