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クエリ検索: "近藤好美"
6件中 1-6の結果を表示しています
  • 松本 理沙, 近藤 好美
    日本重症心身障害学会誌
    2018年 43 巻 2 号 372
    発行日: 2018年
    公開日: 2021/01/21
    ジャーナル フリー
    はじめに 重症心身障害児者病棟の患者は、運動障害による活動不足、抗けいれん薬等の服用による腸蠕動運動の低下、体幹の変形や拘縮のため、適切な腹圧がかけられない等により便秘が慢性化しやすい。当病棟でも便秘の患者が多く、患者毎に医師の指示で排便なし○日目でグリセリン浣腸(以下、浣腸)、または緩下剤の服用を行っている。浣腸実施時、患者は大声を上げ暴れるなど苦通を表すことが多く、腸管穿孔や腹膜炎を誘発するなどのリスクが有り、頻回な常用を無くしたいと考え先行研究をふまえて、腹部マッサージに着目した。当病棟でも看護計画に腹部マッサージの立案はあるが、日々のケアとして毎日実施されていなかった。そこで、重症心身障害児者病棟の便秘傾向の患者へ腹部マッサージを行うことで腹部マッサージの有効性を検討した。 目的 排便困難に対する援助方法が明らかになることで、浣腸の常用を減らし、浣腸に伴う負担やリスクを減らす。 方法 排便なし○日目で浣腸指示があり、浣腸を施行しないとほぼ排便がない当病棟入所中の患者で腹部マッサージ実施に承諾が得られた4名。腹部マッサージの手技統一を図るため、当病棟の看護師、准看護師に手技統一のため勉強会を実施後、1日2回(14時半頃と20時頃)1回3分施行。 結果・考察 今回の研究で、自然排便回数の増加は図れなかったが、1回の浣腸で有効な便量が排出でき、追加指示の浣腸、緩下剤の使用が減少した。また、腹部マッサージ中に排ガスがみられるようになった。腹部マッサージを継続することで、ブリストル便形状スケール1から4への変化が起こった。そのことは、腸蠕動運動が促され、腸内での便の停滞時間が短縮したことにより、便の性状に変化が起きたと考えられる。以上のことより、腹部マッサージは重症心身障害者における排便コントロールに有効であり、患者に対する侵襲的なケアの減少につながると言える。
  • 上田 昌弘, 口分田 政夫, 逸見 聡子
    日本重症心身障害学会誌
    2018年 43 巻 2 号 372
    発行日: 2018年
    公開日: 2021/01/21
    ジャーナル フリー
    はじめに 当病棟の入所者は、9割が経管栄養管理であり、チューブ汚染予防目的で10倍食酢(以下、酢水)を充填し栄養チューブ(以下、チューブ)の管理を長年行ってきた。しかし栄養剤のカード化によるチューブ狭窄や閉塞がたびたびみられた。 1%重曹水(以下、重曹水)を充填することで、チューブのカード汚れを浄化し、清潔を保つことができれば、閉塞予防につながり、利用者のチューブ交換による放射線被爆や挿入に伴う身体的苦痛を最小限にできるのではないかと考え、検証を行った。 評価方法 酢水の充填のみを実施したチューブと、酢水充填に1日1回重曹水充填を併用したチューブのカード汚れの状況を比較し、チューブの閉塞や内服薬への影響も含め、重曹水の有効性を確認した。 結果 酢水充填に1日1回重曹水充填を併用したチューブにおいて、チューブ内壁のカード汚れが減少したことが確認できた。また、カード汚れが原因のチューブ交換は、検証期間中には実施されなかった。さらに、重曹水の使用に関連すると思われる対象の体調変化はみられなかった。 考察 重曹水を充填しチューブの管理を行うことで、カード汚れの防止効果を得られることが期待できる。これは、カード汚れが関連するチューブ閉塞で生じるチューブ再挿入のリスクを予防するものであり、利用者の負担軽減につながると考える。
  • 日本透析療法学会雑誌
    1990年 23 巻 9 号 1075-1077
    発行日: 1990/09/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
  • 米田 利昭
    日本文学
    1959年 8 巻 2 号 120-124
    発行日: 1959/02/01
    公開日: 2017/08/01
    ジャーナル フリー
  • 小川 和郎, 藤原 麻由, 近藤 好美, 水下 義信, 小野 慎, 吉村 敏章
    高分子論文集
    2004年 61 巻 6 号 341-345
    発行日: 2004/06/25
    公開日: 2010/03/15
    ジャーナル フリー
    さまざまなデンプンをアセチル化することにより, 置換度の増加に伴うアセチル基の分布を検討した. アミロース含量の高いハイアミローススターチは, 低密度のアミロース部分からアセチル化が起こり, 低置換体ではアミロース部分にアセチル基が多く導入される. 一方, アミロース含量の低いデンプンは, アミロペクチンの構造によってアセチル基の分布が異なった. B型の馬鈴薯デンプンのアミロペクチンは分子鎖が長いため, アミロース分子とからみ合った部分が存在し, アセチル化はアミロースとアミロペクチンに同時に起こる. A型のコーンスターチはアミロペクチンの分子鎖が短いため, アミロースとアミロペクチンが単純な混合物として存在し, アセチル化はアミロース部分から進行する. しかしながら, アセチル化機構が異なっても, アセチル化デンプンの結晶構造には影響を与えなかった.
  • 日本重症心身障害学会誌
    2018年 43 巻 2 号 180-216
    発行日: 2018年
    公開日: 2021/01/21
    ジャーナル フリー
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