現在,太陽光パネルを搭載した電気自動車が注目されており,1日の充電による30km~40kmの走行が可能である.そのため通勤などの移動であれば発電した電力だけで賄える.しかし,移動体に太陽光発電を搭載するにあたっては,建物や街路樹の日陰,さらにはボディーの汚れなどで発電量が低下する問題がある.これに対し,太陽光パネルを分割し,それぞれに
電源回路
を取り付けて,常に最大電力を取り出す検討を行っている.ただし,車載スペースには制限があり,車のボディーは湾曲しているので,
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にも,薄型で,曲げられ,貼り付けられることが望まれる.そこで,曲げることのできる磁性材料を使用して
電源回路
用のチョークコイルを検討する.
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