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クエリ検索: "韓国の漫画"
7件中 1-7の結果を表示しています
  • 尹 性哲
    芸術工学会誌
    2009年 51 巻 18-19
    発行日: 2009/11/01
    公開日: 2018/12/19
    ジャーナル フリー
  • 尹 性哲
    芸術工学会誌
    2011年 56 巻 85-92
    発行日: 2011/10/01
    公開日: 2017/11/30
    ジャーナル フリー
    本研究は、韓国漫画史における「海賊版日本漫画」を対象として、海賊版日本漫画が
    韓国の漫画
    文化に与えた影響と日本から韓国へいかに漫画表現方法が移植されたかを明らかにし、海賊版漫画の存在にそのような文脈を与えることで漫画分野における著作権の在り方に新たな視点を提示することを最終的目的としている。ここで本研究が対象とする「海賊版日本漫画」の定義とは、著作権法に基づきながら、韓国初の海賊版日本漫画が出版された1952年から現在まで、日本漫画を無断で模倣・模作・翻案・複製し、韓国で出版された漫画とインターネットを通じて流通されているスキャン漫画を全て包括する。その上で、不法無断複製物の「海賊版日本漫画」に対して、「文化伝達」という新たな側面からアプローチすることが従来の研究や報告と異なる本研究の特徴である。既に1930年代の日本漫画にW・ディズニーの「ミッキーマウス」などのキャラクターを無断使用した海賊版が存在し、「ミッキーの書式」を採用することで田河水泡の「のらくろ」などのキャラクターが成立したことが指摘されている。また、戦後、手塚治虫が「ジャングル大帝」などで画面構成やストーリーをディズニーの「バンビ」から借用したことは広く知られるところである。しかしそのことは日本漫画の独自性を否定するものでなく、むしろその成立の一つのきっかけに「海賊版」や現在なら知的所有権の侵害とみなされかねない模倣作品が重要な役割を果たしていたことをふまえた時、筆者は韓国漫画史が独自性を模索する中で「日本漫画海賊版」がいかに機能したかという視点が不可欠である、と考える。本論文では、そのための基礎的な作業として、歴史的な背景からの影響と関係性に着目し、日本統治時代から現在までの韓国漫画史について概観する。次に、
    韓国の漫画
    関連書籍、漫画関連機関の報告書、著作権関連書籍などの文献を参照すると共に、
    韓国の漫画
    家、漫画研究者、そして漫画関連機関を訪問し、資料収集と聞き取り調査を行うことで文献資料を補った。そこから韓国漫画は漫画史の半分以上の約60年間、統治時代の日本と軍部政権から統制されたことと、軍部政権の統制によって海賊版日本漫画の出版・氾濫現象が起きたことを確認した。そして、(1)日本統治時代から現在までの日本と韓国の歴史的関係、(2)韓国内の歴史的事件と漫画史の関係について概観し、海賊版日本漫画が登場した要因や歴史的変遷について考察した。考察の結果、35年間の日本統治時代は日本漫画を受容しやすい環境を形成し、韓国政府の日本大衆文化に対する排斥行為と軍部政権による漫画に対する弾圧は、日本漫画が海賊版として登場できる環境を作り出したことが明らかになった。さらにまた海賊版日本漫画の出版によって韓国漫画の出版産業が発展したことと漫画出版ブームを呼び起こしたこと、低級文化と認識された漫画を大衆文化へ転換させ、消費パターンを「借りて読む漫画」から「買って読む漫画」へ転換させたことなど、海賊版日本漫画が韓国漫画発展に与えた影響についても明らかとなった。
  • 三宅 和子
    日本語教育
    2011年 150 巻 19-33
    発行日: 2011年
    公開日: 2017/02/17
    ジャーナル フリー

     メディアは人間の身体感,世界観,コミュニケーションのあり方を変容させる力をもっている。近年の電子メディアの急速な浸透により,日常の様々な局面でメディアの影響が実感され,メディアへの関心や研究の機運が高まっている。日本語教育においても,「メディアの介在」を意識し検証することや,メディアを利用して自己表現や発信力を高めることが求められている。

     メディア言語研究は,メディアを分析の枠組みの中に組み入れて研究する。本稿ではまず,メディアとことばが互いに関わってきた歴史から説き起こし,隣接領域のメディア研究を概観する。そして近年のメディア言語研究の流れを追いながら,対象となってきたメディアやトピックの変化を振り返る。その上で,研究の具体例として,放送談話における「はい」の機能を考察した研究と,日韓の漫画の役割語を比較対照した研究を取り上げ,メディア言語研究の意義と日本語教育への応用可能性について考える。

  • 富川 淳子, 植村 八潮, 星野 渉, 山崎 隆広
    出版研究
    2023年 54 巻 25-43
    発行日: 2023年
    公開日: 2025/03/31
    ジャーナル フリー
  • 崔 小萍
    日中言語文化
    2024年 17 巻 103-117
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/02/22
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究は中国漫画を日本の市場向けにローカライズが行われる際に、課題となるオノマトペの翻訳について研究を行い、中国漫画で使用されたオノマトペ関連表現と、その日本語訳の処理法を指摘するものである。対象6作品に対して調査を行い、中国語のオノマトペ関連表現を通用型、限定型、描き短文の3つに分類した。また、中国漫画のオノマトペ関連表現の日本語訳は対等処理法と収縮処理法の2つに、さらに拡張処理法の仮説を指摘した。これらの処理法は、翻訳者の存在感が弱められ、中国語の異質性も抹消されるが、いずれも中国漫画が日本市場で受容されることを優先して行われる方法である。
  • 周 又紅, 韓 静
    環境教育
    2008年 18 巻 1 号 1_82-88
    発行日: 2008/07/20
    公開日: 2011/08/31
    ジャーナル フリー
  • ――1980年代韓国における「日本大衆文化禁止」と国際著作権問題――
    金 成玟
    年報社会学論集
    2009年 2009 巻 22 号 103-113
    発行日: 2009/07/25
    公開日: 2013/03/28
    ジャーナル フリー
    “The ban on Japanese popular culture”, which had been formed in the intersection between “Japan as a historical memory” and “Japan as cultural experience” was a phenomenon that existed because of “the local” particularity of the relationship between Japan and Korea. In the 1980s, in response to strong pressure from the U.S. government, Korean society began to recognize the culture industry anew by joining the Universal Copyright Convention. This meant fundamental changes to the structure of the ban, since Japanese popular culture, which had been distributed and consumed in Korea spite of “the ban”, became the subject of protection by the “global” legal system.
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