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12,514件中 1-20の結果を表示しています
  • 中田 博精, 木綿 隆弘, *櫃田 禎大, 古路 裕子, 河野 孝昭
    風工学シンポジウム論文集
    2012年 22 巻
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/09/04
    会議録・要旨集 フリー
    防風フェンス上部にクロスフロー
    風車
    を設置し,クロスフロー
    風車
    を悪天候時と夜間に運転手に安全を喚起する誘導灯電源の風力発電用
    風車
    として利用する。本研究では,さらなる最適な
    風車
    設置位置を明らかにするために、
    風車
    とフェンスの水平位置を変化させ,各位置における
    風車出力特性および風車
    下流域の風速分布を風洞実験により調べた。その結果,フェンス上部にクロスフロー
    風車
    を設置し,フェンス上流側もしくは下流側に移動させることで
    風車単体の場合と比べて風車
    出力が増加することを示した.そして,
    風車
    の回転方向がCWの時,フェンス下流側にクロスフロー
    風車
    を設置した場合に,最大で
    風車
    単体と比べ約2.7倍の
    風車
    出力を得た.一方で,
    風車
    の回転方向がCCWの時,フェンス上流側にクロスフロー
    風車
    を設置した場合に,
    風車
    単体と比べ約2.2倍の出力を得た.さらに,
    風車
    回転方向をCWにした
    風車
    をフェンスに設置した場合には,フェンス単体の場合と比べ
    風車
    下流域の減速領域が大きくなることを明らかにした.
  • 坂本 紳二朗, 神谷 文子, 浦山 益郎
    環境情報科学論文集
    2004年 ceis18 巻
    発行日: 2004年
    公開日: 2007/01/12
    会議録・要旨集 フリー
    風力発電は新エネルギーとして注目を集めつつある。本研究では、風力発電施設計画の基礎的研究として、
    風車
    群の配置が景観に及ぼす影響について検討したものである。ここでは
    風車
    群の配置として、
    風車
    の配列、
    風車
    までの距離、
    風車
    の間隔の3要素を取り上げ、まずそれらの要素を組み合わせたCG景観画像を作成し、各画像のもつ
    風車
    群の物理量を計測した。次に被験者に対して景観画像の印象評価実験を行った。その結果から、
    風車
    群景観の評価構造を構成する共通因子として圧迫感、バランス感、疎密感があり、それらは
    風車
    群の配置と一定の関係性を有することが認められた。
  • *木綿 隆弘, 菅原 大貴, *河野 孝昭, *小松 信義
    風工学シンポジウム論文集
    2016年 24 巻 27
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/03/18
    会議録・要旨集 フリー
    垂直軸
    風車
    の一種であるオルソプタ
    風車
    を、多孔板によって作成した速度差が異なるせん断流中に設置した際の
    風車
    性能について風洞実験により調べた.本
    風車
    は.翼の回転軸と
    風車
    の主軸には歯数比2:1のスプロケットとチェーンで繋がれており,
    風車
    が一回転する間に翼は半回転する.
    風車
    直径はD=510mm,
    風車
    高さは400mmであり,平板翼の枚数は3枚である.
    風車
    出力は、翼が風上から風下に向かって進む領域に速い風速が流入した際に増加する.また,せん断流の速度勾配が大きな位置が
    風車
    主軸(y=0)からy/D=0.25付近に
    風車
    を設置した場合、
    風車
    出力が一様流中より増加する.しかし、せん断流の速度差が大きいほど
    風車
    のトルク変動が大きくなる.
  • 荒川 忠一, 有賀 清一, 飯田 誠
    環境芸術
    2001年 1 巻 13-19
    発行日: 2001/12/25
    公開日: 2017/10/06
    ジャーナル フリー
    風車
    の普及に伴い,景観との適合を含めた新しいデザインの機運が高まってきている。ドイツにおいてはハノーバーのEXPOと時を同じくして3台のアート
    風車
    が出現した。コペンハーゲン近<の海上には,美しい弓形に配置された20台の洋上
    風車
    が完成した。このように
    風車
    を単なるエネルギー機械として捕らえるのではなく,人々のメッセージを伝えるインスタレーションの役割を担わせることが可能となりつつある。本研究は,ヨーロッパ諸国の新しい
    風車
    のデザインやその背景を紹介しながら,「ヴァナキュラー
    風車
    」の提案を行うものである。つまり,エネルギー経済性の観点から大量に
    風車
    が設置される可能性があり,高さ100m近い大型
    風車
    が50年後には1都道府県あたり2,000台とも予想される。このような状況において,景観に適合することはもちろん,地域の文化や情報を発信することのできるデザインが必要となる。本来の
    風車
    の性能を維持しつつ,豊かなデザイン性を発揮するためには,
    風車
    タワーの形状,カラーリング,そして
    風車
    の配置などに工夫を凝らすことができる。東北地方および東京を具体的な対象地域として,ヴァナキュラー性を有した
    風車
    デザインの具体例を紹介する。
  • *ゴルテンボット ウリ, 烏谷 隆, 大屋 裕二, チェミソン ピーター
    風工学シンポジウム論文集
    2014年 23 巻
    発行日: 2014年
    公開日: 2015/03/10
    会議録・要旨集 フリー
    九州大学応用力学研究所で開発された高効率シュラウド付き
    風車
    「レンズ
    風車
    」をマルチローターシステムに応用する試みとして、複数のレンズ
    風車
    を使った風洞実験を行った。風洞の主流方向に垂直な平面内に、正三角形をなす配置で三基のレンズ
    風車
    を一様流中に配置し、
    風車間の距離を変化させて最適運転状態での風車の総出力を単一風車
    の出力をスケールした場合と比較した。
    風車
    間の距離がほとんどない密な状態では総出力が大幅に減少し、ある
    風車間距離においては三基の風車総出力が単一風車
    のケースより増大するなどいくつかの興味深い知見を得た。また、
    風車
    出力に不安定な状態を見たため、流れのメカニズムを解明すべくスモークワイヤを使った可視化も行った。
  • 林 将史, 道岡 武信
    大気環境学会誌
    2020年 55 巻 3 号 116-124
    発行日: 2020/05/13
    公開日: 2020/05/10
    ジャーナル フリー

    近年、電力自由化に伴い、既設の風力発電所近くに火力発電所が建設される事例があり、周辺地域への影響が懸念されている。

    風車
    によるガス拡散への影響については簡易モデルで検討されている例はあるが、風洞実験や数値シミュレーションなどで
    風車
    後流域を考慮した検討は実施されていない。本研究では
    風車
    の風下側および風上側にガスの放出源がある場合の
    風車
    後流域の排ガス拡散挙動を数値シミュレーションにより検討した。ガス放出点が
    風車
    風上に位置する場合、ガスの放出点の高さの違いにより
    風車
    がガス拡散に及ぼす影響度が変化することがわかった。ガス放出点が
    風車
    ハブ高さと同じ高さに位置する場合、
    風車後方でガスは風車
    ブレード長さ程度まで一様に拡散し、地表付近でのガス濃度が高くなる。ガス放出点が
    風車
    ブレードの上端付近に位置する場合、
    風車近傍で風車
    ハブ高さよりも低い高さまでガスが拡散され、風下に行くにつれガスは地表付近まで拡散され、
    風車
    遠方位置において地表面付近のガス濃度が高くなる。ガス放出点が
    風車
    ブレードの上端よりも上に位置する場合、
    風車風下で風車
    回転によるガス拡散挙動への影響は小さい。一方、ガス放出点が
    風車
    風下に位置する場合、ガス拡散範囲、ガス濃度ともに
    風車
    有無に関わらず、同じ傾向を示し、
    風車
    による影響は小さいことがわかった。

  • 木綿 隆弘, *中田 博精, 倉谷 知宏, 古路 裕子, 中口 彰人, 小松 信義
    風工学シンポジウム論文集
    2010年 21 巻 38
    発行日: 2010年
    公開日: 2011/07/27
    会議録・要旨集 フリー
    防風用のフェンス上部に設置したクロスフロー
    風車の性能と風車
    下流域の流れ場を風洞実験により調べた.本研究では
    風車
    の設置位置を変更し,その影響を調べた.フェンス上部にクロスフロー
    風車
    を設置することにより,
    風車回転方向に関係なく風車
    の出力特性が向上した.
    風車
    回転方向CWの場合,クリアランスが広くなるにつれて出力特性が向上した.一方で,
    風車
    回転方向CCWの場合,クリアランスが広くなるにつれて出力特性が低下した.有孔板に
    風車
    を設置し,
    風車
    回転方向CWの場合に下流域において最も減風効果が得られた.
  • 脇 翔吾, 赤坂 卓美, 安藤 駿汰
    保全生態学研究
    2022年 27 巻 2 号 197-
    発行日: 2022/10/25
    公開日: 2023/01/01
    [早期公開] 公開日: 2022/10/25
    ジャーナル オープンアクセス
    J-STAGE Data

    今日急速に普及している風力発電は、温室効果ガスの削減に大きく貢献する一方で、コウモリ類の事故問題が顕在化してきている。しかし、近年大型

    風車と同様に普及が進んでいる小型風車
    による影響は軽視されてきた。そこで本研究では、小型
    風車
    によるコウモリ類への影響を把握することを目的に、北海道根室振興局内に存在する小型
    風車
    を対象に、小型
    風車
    の存在がコウモリ類の活動量に与える影響を明らかにした。キタクビワコウモリとヤマコウモリ属 /ヒナコウモリ属の活動量は
    風車
    直近の方が対照区(
    風車
    から 100 m以上離れた場所)よりも高かった。また、ホオヒゲコウモリ属の活動量は区間で違いはなかった。本研究の結果は、小型
    風車
    では、これまで大型
    風車
    で死亡リスクが高いといわれてきた属(キタクビワコウモリとヤマコウモリ属 /ヒナコウモリ属)だけでなく、死亡リスクが低いとされてきた属(ホオヒゲコウモリ属)も少なからず影響が受ける可能性を示唆する。このことから、今まで軽視されてきた小型
    風車
    におけるコウモリ類の保全対策は急務であると言える。

  • 三野 正洋, 長井 浩
    風力エネルギー
    1982年 6 巻 1 号 18-20
    発行日: 1982年
    公開日: 2011/01/27
    ジャーナル フリー
    本年1月から3カ月の間に、3カ所、計5機の
    風車
    を見学したので、それぞれを簡単に紹介し、読者の参考に供したい。いずれも
    風車
    をごく間近に見ることが出来るので、機会があれば諸氏の見学をおすすめしたい。
    それらの
    風車

    1.千葉県機械試験場の加藤式ゼファー
    風車

    2.和歌山県串本町の関西電力のサボニウス、ダリウス
    風車

    3.和歌山白浜町松下エネルギーランドの2種のペロペラ
    風車
    である。
  • Dale E. Berg
    風力エネルギー利用シンポジウム
    1996年 18 巻 29-38
    発行日: 1996年
    公開日: 2011/07/11
    ジャーナル フリー
    垂直軸
    風車
    はあまり良く理解されていなく、もっとも初期の
    風車
    が垂直軸で回転していたことさえも知られていない。垂直軸
    風車
    の運転環境は、非常に複雑であるが、しかし詳細な解析技術は最近30年の間に発展し、検証されてきた。けれども垂直軸
    風車
    技術は商業的には広く受け入れられていない、垂直軸
    風車の研究は水平軸風車
    に比較して長所、短所を明らかにし、いくらかの応用分野において特筆すべき長所を示す。
  • 植田 睦之, 島田 泰夫, 奴賀 俊光, 佐藤 功也
    Bird Research
    2017年 13 巻 S19-S25
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/09/14
    ジャーナル フリー
    電子付録

     洋上

    風車
    に対する海鳥の反応を明らかにするために,2013年と2016年に銚子沖で船舶用レーダを使った調査を行なった.いずれの調査でも
    風車
    から100m以内を鳥が飛行することは少なく,また,
    風車
    のそばで飛行方向をかえる行動が記録され,海鳥は
    風車
    を回避して飛んでいると考えられた.2013年と2016年を比較すると,2016年の方が
    風車
    のより近くを飛行する傾向があった.以上の結果から,洋上
    風車
    の海鳥への影響としては,バードストライクより
    風車
    を忌避したり,その海域を使わなくなったりする影響の方が大きいと考えられるが,レーダによる調査データには天候等の偏りがあり,海鳥への影響を明らかにするにはさらなる調査が必要である.

  • *大屋 裕二, 長谷川 将, 伊庭 周作, 烏谷 隆, 渡辺 公彦
    風工学シンポジウム論文集
    2006年 19 巻
    発行日: 2006年
    公開日: 2007/03/13
    会議録・要旨集 フリー
     
    風車
    に近寄る風を集めて加速させ、より高風速の風を
    風車
    に当てて、
    風車
    の発電出力を大幅に増加させることができる、つば付きディフューザ
    風車
    (風レンズ
    風車
    )の開発を行った。この風レンズ
    風車
    のより大型化のために,集風体の最適形状と集風体長さを検討し,非常にコンパクトな集風体を装着した風レンズ
    風車
    の発電性能特性を風洞実験によって調べた結果,以下のようなことが分かった. ・コンパクト風レンズ
    風車
    の場合,集風体長さが非常に短くなっても2_から_3倍の出力増加が得られた. ・集風体長さを短くするにつれ,風レンズ
    風車
    の出力は低下した.集風体長さに対する最大出力係数Cwmaxの変化の傾向はリニアーではなく,集風体長さLt=0.1付近から急速に低下する傾向にある. ・集風体長さがほとんどリング状でも,
    風車
    単体と比べると約2倍の出力増加を示した. ・1kWタイプのダウンウィンド型のコンパクト風レンズ
    風車
    (ロータ直径1.16m)を試作し,野外試験を実施した結果,通常
    風車
    と比較して約3倍の出力増加が得られることを実証した.
  • *内田 孝紀, 高橋 幸平, 大屋 裕二
    風工学シンポジウム論文集
    2012年 22 巻
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/09/04
    会議録・要旨集 フリー
    本研究では,最適周速比で運転するレンズ
    風車
    単体の後流域における気流性状,および,レンズ
    風車背後に形成される後流域に置かれた別のレンズ風車
    の発電出力の変化を数値シミュレーション(LES)により調べた.その結果,4Dの離隔距離でレンズ
    風車
    を2台配置した場合,レンズ
    風車の発電出力は通常風車
    よりも高いことが示された.
  • 前川 博
    日本機械学会論文集 B編
    1986年 52 巻 474 号 602-608
    発行日: 1986/02/25
    公開日: 2008/03/28
    ジャーナル フリー
    水平軸
    風車
    の流れ場の三次元生を考慮できる方法として,プロペラの揚力線理論による Goldstein の解析解を利用した最適設計法を示した.本報では,2翼,3翼および4翼の場合について,必要な Goldstein 関数と
    風車
    用 Kramer 図など設計に必要な図表を作成し,具体的に設計手順を示した.そして,その設計法に従って,
    風車翼を設計し風車
    幾何学形状を調べるとともに,
    風車
    模型試験を行って設計法の適用生を調べた.
  • *木綿 隆弘, 山田 達郎, 小松 信義, 喜多 哲義, 木村 繁男
    日本風工学会年次研究発表会・梗概集
    2007年 2007 巻 257-258
    発行日: 2007年
    公開日: 2008/01/11
    会議録・要旨集 フリー
    垂直軸
    風車
    の多くはピッチ角を一定とする固定ピッチ角型の
    風車
    である。一方で、Pinson,Giromill
    風車
    のような、可変ピッチ角型の垂直軸
    風車
    は、流入風に対する翼の迎角が常に最適化できるため、従来の固定ピッチ角型の垂直軸
    風車
    よりも高い出力を得ることができる。そこで、本研究では、垂直軸
    風車
    の高効率化を目指すために、リンク機構を用いた自己揺動翼式の可変ピッチ角型直線翼垂直軸
    風車
    を製作した。この
    風車
    はリンクの長さによって、翼の揺動量が変化し、正回転・逆回転が可能になるなど、独特な
    風車
    特性を持つ。本
    風車
    の実用化に向けて、自己揺動翼機構の有効性を見るために、
    風車スケールが風車
    性能に及ぼす影響を風洞実験によって明らかにした
  • 笹沼 菜々子, 本田 明弘
    風工学研究論文集
    2022年 27 巻 294-302
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/04/07
    ジャーナル フリー
    著者らは既報において、複雑地形における灯台と
    風車
    3基の風特性をまとめ比較的良い相関関係を確認できた. 風況解析シミュレーションの結果、
    風車
    3基のうち2基が相互干渉している可能性が明らかとなった.
    風車
    が年々巨大化する中、ウィンドファーム開発が行われている.一方、
    風車間距離を十分に離すことができないと風車
    間で相互干渉を受け、風下
    風車
    の発電量の低下、
    風車
    自体の疲労荷重の増大する恐れがある. 今回、後流検討を実施するため、既報で述べた2基の陸上
    風車
    の実機のデータを用い、後流影響がある場合とない場合の2つの条件下で風速比、乱流強度、出力の比較検討を実施し、風速低減と出力低減の整合性がとれた.
  • *齋藤 敦, 飯田 誠, 荒川 忠一
    理論応用力学講演会 講演論文集
    2007年 56 巻 3F16
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/07/18
    会議録・要旨集 フリー
    洋上ウィンドファームのように限られた領域に複数の
    風車
    を設置する場合,
    風車
    が近接するため,風下側の
    風車は常に風上側の風車
    後流の影響を受けることになり,風速の低下,出力変動,そして,乱れの増加による
    風車
    翼疲労が,懸念される.ゆえに,
    風車
    後流の影響を考慮した設計ツール,後流モデルの開発が求められる.本研究では,洋上ウィンドファームにおける
    風車の設計に適用可能な高精度風車
    後流モデルの構築を目指し,
    風車
    の後流域に着目したDESによる3次元数値解析を行うことで,
    風車
    後流特性について詳細に調査する.さらに実験と比較検討を行なうことで,
    風車
    後流に関する知見を取得することを目的とする.
  • 加島 寛章, 米山 治男, MANAWASEKARA Chathura, 田中 陽二
    土木学会論文集B3(海洋開発)
    2022年 78 巻 2 号 I_247-I_252
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/10/18
    ジャーナル フリー

     近年,2050年カーボンニュートラル実現に向けた動きを受けて洋上風力発電施設の導入が活発化するとともに,発電効率の向上や経済性のより高い大型

    風車
    に関する技術開発が進んでいる.しかしながら,大規模な
    風車の応答特性や発電規模と風車
    応答の関係等についてはほとんど明らかになっていない.そこで本研究では,発電規模の異なる着床式洋上
    風車
    を対象に,波と風の同時作用下における荷重連成解析を行い,各
    風車
    の応答特性の違いについて検討した.その結果,発電規模の異なる
    風車間の風応答特性が類似していることや風車の大型化により外力に対して風車
    が構造的に安定すること,同一波条件下でも風応答特性によって発電規模の異なる
    風車
    間で波による応答増幅特性が異なることがわかった.

  • ひねり羽根の枚数
    大亀 衛, 窪川 久芳
    風力エネルギー
    1987年 11 巻 1 号 42-46
    発行日: 1987年
    公開日: 2011/01/27
    ジャーナル フリー
    エネルギーを最も多く取り出すようにひねられた羽根のついている
    風車
    が扱われ, この
    風車
    より得られるエネルギーを最大にする羽根の枚数が調べられた。
    風が
    風車
    を通過する問に, 羽根は隣の羽根のあった位置まで回転しているという条件式と
    風車
    より得られるエネルギーの量を表わす式が数値計算された。この2つの式は流れを支配する基礎方程式から得られた結果を含有している。
    板羽根と同様に,
    風車
    から得られるエネルギーの最大値は羽根の枚数によらない。
    しかしながら, これらの式は羽根の枚数の小さいところで完全な解をもっていない。また, これらの結果は空気の粘性無視と
    風車
    の後流に関する仮定とによる制限を受けている。
  • *河野 孝昭, 木綿 隆弘, 小垣 哲也
    風工学シンポジウム論文集
    2014年 23 巻
    発行日: 2014年
    公開日: 2015/03/10
    会議録・要旨集 フリー
    低・最適・高の3つの周速比で運転中の
    風車
    を対象に、 LESを実施し、
    風車タワーが風車
    後流の風速分布に与える影響と、
    風車
    タワーに働く抗力係数及び揚力係数の鉛直分布を調べ、以下の知見を得た。(1)
    風車タワーが風車
    後流の風速分布に与える影響は、低周速比ではタワー後流の減少した運動量が移流されることが支配的であり、高周速比ではタワー後流の大きな乱流エネルギーが運動量を乱流拡散することが支配的となる。(2)
    風車
    タワーの抗力係数の鉛直分布は、ローター下端近傍の高さで大きく変化し、その程度は高周速比ほど大きくなる。一方、揚力係数は、抗力係数に比べて非常に小さいが、低周速比ほど鉛直方向の変化の程度は大きくなる。
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