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クエリ検索: "1日分の野菜"
3件中 1-3の結果を表示しています
  • 岡田 泰河, 鈴木 雄太, 吉田 康兵, 浦辺 幸夫, 白川 泰山
    理学療法の臨床と研究
    2021年 30 巻 115-118
    発行日: 2021/03/31
    公開日: 2021/03/31
    ジャーナル フリー
    目的:重度栄養障害を呈した大腿骨頚部骨折患者に、体重を指標として多職種で連携することで、栄養状態が改善し自宅退院した症例を経験したので報告する。 症例紹介:症例は人工骨頭置換術を施行し、当院へ転入院した80代の女性であった。入院時の体重は35.9kg、Body Mass Index (BMI): 15.5、平常時体重比71%で重度栄養障害であった。 経過:運動療法は運動強度を3METs以下とし、日常生活動作獲得を目的に1日6~8単位実施した。病棟で集団リハビリを行い、補食としてゼリー飲料と野菜ジュースを摂取した。入院4週後に体重は4.8kg増加し40.7kg、BMI 17.6、平常時体重比80%で中等度栄養障害となり、5週目に3.5METs程度の筋力強化練習を開始した。11週目に栄養指導を実施し、12週目まで体重40kg程度を維持し自宅へ退院した。 結論:体重を指標として多職種で連携することは日常生活動作の獲得に有効と考えられた。
  • 福井 涼太, 河村 春華, 北川 奈実, 星野 萌, 八谷 彩音, 坂本 薫, 中出 麻紀子
    日本健康教育学会誌
    2024年 32 巻 1 号 3-14
    発行日: 2024/02/29
    公開日: 2024/03/28
    ジャーナル フリー

    目的:大学生を対象に野菜料理摂取皿数と関連する経済状況,食習慣,外食・中食における野菜料理選択に対する食意識について居住形態別に検討すること.

    研究デザイン:横断研究

    方法:兵庫県内の1大学に通う大学生1~4年次男女を対象にGoogleフォームを用いた自記式質問紙調査を行った.調査では野菜料理摂取皿数と属性,経済状況,食習慣,外食・中食における野菜料理選択に対する食意識について調査した.野菜料理摂取皿数によって対象者を2群(1日3皿以上/未満)に分け,属性,経済状況,食習慣及び外食・中食における野菜料理選択に対する食意識との関連についてχ2検定,二項ロジスティック回帰分析を行った.

    結果:属性で調整した結果,主食・主菜・副菜の揃った食事の頻度が高い,外食で野菜小鉢を選択,中食で野菜小鉢を選択する一人暮らしの大学生では野菜料理摂取皿数が3皿以上のオッズ比が有意に高かった.家族と同居する大学生では朝食に米飯を食べる頻度が高い,主食同士を組み合わせた食事の頻度が低い大学生において野菜料理摂取皿数が3皿以上のオッズ比が有意に低かった.野菜料理摂取皿数が3皿以上のオッズ比が有意に高かったのは夕食に米飯を食べる頻度が高いことであった.

    結論:本研究で検討した食習慣や食意識のうちの一部と野菜料理摂取皿数が関連することが明らかとなった.また,関連する食習慣や食意識は居住形態により異なることが示された.

  • ―食育フェアにおける食育の実施群と準備群学生の学びの違いを評価―
    三澤 朱実, 遠藤 美智子, 樋口 誉誌子, 山田 正子, 小口 悦子
    東京家政学院大学紀要
    2019年 59 巻 69-84
    発行日: 2019年
    公開日: 2022/02/25
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
    地域食育フェア出展において栄養士養成大学1年次学生が行った食育手法をまとめ、当日参加した地域住民の食生活実態を明らかにして食育の方向性を示すとともに、教材開発等の出展準備のみを行った学生と、加えて実際に食育や調査も行った学生との食育関連の学びの違いを評価することで、大学と地域連携による食育効果を示すことを目的とした。地域住民参加者にゲーム感覚の体験型食育クイズを出題し、正解率は和食料理の配膳クイズ35.4%、1日の野菜目標量クイズ35.8%、アンケートでは朝食の副菜摂取率45.6%、主食・主菜・副菜が揃った食事摂取率36.7%で、和食料理や副菜に関する食知識、食行動改善のための食育が今後も必要であった。大学生へのアンケートから、出展準備のみでも食育の知識、スキルを習得していたが、実際に食育を実践した学生は食育活動を行うことの意義や対象が具体化し、大学での学びも能動的になる可能性が示唆された。
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