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クエリ検索: "CJK統合漢字拡張F"
3件中 1-3の結果を表示しています
  • 永崎 研宣
    情報知識学会誌
    2023年 33 巻 3 号 論文ID: 2023_026
    発行日: 2023/09/30
    公開日: 2023/11/30
    [早期公開] 公開日: 2023/05/02
    ジャーナル フリー

     本稿は,日本文化資料と関係の深い国際的な情報技術標準について,現状と課題を検討するものである.文化資料に関わる国際技術標準には様々なものがあるが,幅広い分野に対応できるものには多くの人々が関わり得る一方で,文化資料に特化されればされるほど,専門性が高まり関係者も限定的になっていく.そのような状況において,日本文化資料を扱うための国際的な情報技術標準化に対して日本から関わっていくことについて,文字を記述するUnicode,テキストの構造化を行うTEI Guidelines,Web画像の相互運用に関するIIIFを手がかりとして検討を行っている.

  • 永崎 研宣
    情報の科学と技術
    2014年 64 巻 11 号 475-480
    発行日: 2014/11/01
    公開日: 2017/04/13
    ジャーナル フリー
    クラウドソーシングによるテクストのデジタル翻刻は近年欧米で流行しつつある。そもそもデジタルテクストには典拠と典拠性の確保という難しさがあるが,国立国会図書館近代デジタルライブラリーのデジタル化資料に対するデジタル翻刻では永続的識別子を前提としてその問題を解決可能である。また,明治大正期の活字字形のデジタル翻刻の難しさという問題もある。それらを踏まえた上で日本語クラウドソーシング翻刻環境を実現すべく「翻デジ2014」が開発・公開された。「翻デジ2014」では,単に本を丸ごと翻刻するというだけでなく,一部でもテクスト入力しておけばGoogle等の検索対象となってそこから近デジ本文画像へとリンクされるため,比較的容易に,近代日本の知をWebに結びつけることが可能となっている。
  • 永崎 研宣
    情報管理
    2015年 58 巻 6 号 422-437
    発行日: 2015/09/01
    公開日: 2015/09/01
    ジャーナル フリー HTML
    SAT大蔵経テキストデータベースは,1億字超の校訂テクストのデータベースとして2008年に全文検索を中心としたWebサービスを開始して以来,着々とサービスを拡充してきている。特に,他のWebサービスやデータベースとの連携サービスに注力している。これら一連のサービスについて「涅槃(ねはん)」と「泥洹(ないおん)」という言葉の使い分け方の調査を例にとって概観する。SATプロジェクトは,単に仏教研究に資するだけでなく,デジタル時代の人文学の在り方を追究しつつ国内外の人文情報学の動向とリンクしながら発展してきている。オープンデータとして見た場合にはまだ十分とは言えないが,そこに向けての準備は進めている。
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