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クエリ検索: "NHKアーカイブスポータル"
3件中 1-3の結果を表示しています
  • 深刻化する「権利者不明問題」
    大髙 崇
    放送研究と調査
    2018年 68 巻 8 号 2-13
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/09/20
    研究報告書・技術報告書 フリー
    放送アーカイブを広く公開・活用する上で大きな障壁となっているのが「権利者不明問題」である。放送番組はたくさんの著作物によって成り立っているが、権利者と連絡が取れないために権利処理ができず、再利用を断念するケースが多く発生している。デジタル・ネットワーク技術の普及によって大量に情報が流通する現在、この権利者不明問題は放送アーカイブ活用に限らず、あらゆるジャンルの著作物利用に共通の悩みとなって久しい。こうした中、2018年春の国会でTPP関連法案が成立し、著作権保護期間が従来の50年から70年に延長されたことで、権利者不明問題が長期化・深刻化する懸念が高まっている。この論考では、放送アーカイブ活用を促進する視点から、シリーズで権利不明者問題の解決に向けた糸口を探してゆく。前編では、法改正の内容や国際的な動向、放送アーカイブの権利処理の現状をリポートする。
  • 馬場 秋継, 大亦 寿之, 松村 欣司, 武智 秀, 砂崎 俊二
    映像情報メディア学会技術報告
    2013年 37.41 巻 BCT2013-99
    発行日: 2013/10/11
    公開日: 2017/09/21
    会議録・要旨集 フリー
    ハイブリッドキャストは,放送を中心に通信を活用することによって,放送をより強化・高度化する新たなサービスを提供可能なプラットフォームである.ハイブリッドキャストの技術仕様は,Webの次世代標準であるHTML5をベースに,国内のIPTVフォーラムにおいて規定が行われた.本報告では,2013年のNHK技研公開において,技術仕様に基づいて試作した放送を起点として動作するハイブリッドキャストサービスの例を紹介する.
  • 2018年度から2021年度に焦点を当てて
    石田 万実
    笑い学研究
    2023年 30 巻 35-50
    発行日: 2023/08/26
    公開日: 2024/03/05
    ジャーナル オープンアクセス
     人々の働き方やライフスタイルを変化させたCOVID-19の流行は、テレビが提供する笑いの内容にどのような影響を与えたのか、「人生」をテーマとするNHK総合の番組『LIFE!~人生に捧げるコント~』を事例に分析、考察した。  分析の結果、コントの場面や登場人物の設定に流行前後で変化が見られ、仕事や家族に関連する描写の増加と店に関連する描写の減少は、「不要不急の外出の自粛」が呼びかけられた社会状況が映し出されていたほか、題材に「新しい生活様式」の影響が見られるコントが制作されていた。また、流行後の社会に生きる人々の心情や考え方が反映されたコントや、視聴者への力を合わせて乗り越えようというメッセージが込められたコントもあった。一方で、医療体制をはじめとする深刻な変化やコロナ禍における不安などのネガティブな感情を笑いにする傾向はみられなかった。番組はコントを通じて困難そのものではなく、社会や人々の心情を間接的に、笑いとともに描くことで視聴者を励ましたといえる。
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