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クエリ検索: "SKY" ラジオ番組
7件中 1-7の結果を表示しています
  • 小池 直己
    日本教科教育学会誌
    1987年 12 巻 2 号 51-56
    発行日: 1987/09/30
    公開日: 2018/05/08
    ジャーナル フリー
    これまで放送英語を教材とした研究を「放送英語の教育的効果に関する研究(I)〜(IV)」として本学会誌に発表してきたが,その研究では放送英語を教材としたdictation誤答分析,作文指導,文体指導,listeningの指導を具体的に考察してきた。それらの研究を踏まえて,本報告では英語音声学の視点から,放送英語聴解の難点や,学習者が間違えやすい発音を分析し,放送英語を教材とした効果的な音声指導を考えてみた。研究調査の資料として用いたデータは,大東文化大学外国語学部英語学科3年生74名を対象としたもので,彼等がL.L.の授業で特に頻繁に犯したdictationの誤りを取上げて,英語音声学的視点から分析したものである。
  • こころの健康
    1995年 10 巻 1 号 67-85
    発行日: 1995/06/30
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
  • デジタル時代の「多様化」に放送はどう向き合うか
    吉村 寿郎
    放送研究と調査
    2019年 69 巻 1 号 70-76
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/02/20
    研究報告書・技術報告書 フリー
    毎年秋に行われるアジア太平洋放送連合(Asia-Pacific Broadcasting Union、以降ABU)の総会と関連会議には、加盟放送局のトップや各部門の責任者が顔をそろえ、その年のテーマに沿って討論会や報告が行われる。中央アジアのトルクメニスタンの首都アシガバートで開かれたことしの総会には、約50の国と地域から500人近くが参加し、視聴者の世代や価値観といった違いだけでなく、次々と台頭してくる新しいメディアの「多様化」に放送はどう向き合っていくのかをテーマに議論が行われた。デジタル技術を駆使した斬新な取り組みについて報告が行われる一方、ABUのネットワークを生かしてアジア各国で制作された番組やノウハウを共有する共同制作などにも高い関心が寄せられていた。今回の総会でABUの新しい会長に選ばれたNHKの上田良一会長は「インターネットの普及を契機に新しいメディアが台頭し、新たなライバルになると同時に、我々と視聴者をつなぐ新たなパートナーにもなっている。放送メディアはこの環境変化に適応し、進化しなければ生き残れない」と述べた。来年のABU総会はNHKがホストとなり、11月に東京で開催される。多様なメディアからの情報があふれるデジタル時代に、公共メディアが果たすべき役割や使命についても今後、さらに議論を深めていく必要があると感じた。
  • 福永 健一
    マス・コミュニケーション研究
    2015年 87 巻 119-136
    発行日: 2015/07/31
    公開日: 2017/10/06
    ジャーナル フリー
    The aim of this paper is to show how vocal communication techniques and audiences' recognition and attitudes about voice changed in U.S. radio broadcasting during the 1920s. Some past studies on radio broadcasting have focused on the effects of "crooning," in which voice from the radio suggests an "intimate" imaginary relationship between the broadcaster and the audience. However, such studies were interested only in the effects of the technological change brought about by the electrical amplification of microphones. In this study, the author examines not only technological changes in devices used by radio broadcasters but also in devices for audiences, including radio receivers and speakers, as well as changes in the audiences' recognition of voice. In particular, the author focuses on the emergence of the term "personality" (which is used as a metaphor for individuality and character in discourse about voice broadcasting) and the term "radio voice" (which refers to a voice suited to radio broadcasting) in order to raise the following question: How did the custom of "analyzing personality from voice communication" emerge and how was it established? To answer this question, the author analyzes the process of change in the recognition of voice among broadcasters and audiences resulting from advances in radio broadcasting technology, such as microphones and radio devices, in the United States around the period from 1920 through 1927. By using primary materials, including radio magazines and newspapers that were read by the public at large at the time, the author studies the history of media by focusing on statements about voice made by broadcasters and by audiences. The findings of this study show the following: Radio-broadcasting devices were improved on an ongoing basis during this period. As radio broadcasting changed in nature from "Dxing" to "appreciative listening" as a result of technological progress, broadcasters invented vocal communication techniques suited to radio broadcasting while audiences developed imagination skills regarding the voice from the radio by changing their attitude toward voice communication. In this historical process, the term "radio voice" changed its meaning from "articulate communication skills" to "elements that show the depth of personality." At the same time, the habit of identifying individuals by "listening" to personality radio and feeling close to the broadcaster was generated.
  • BBCの事例から
    税所 玲子
    放送研究と調査
    2021年 71 巻 8 号 32-46
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/09/20
    研究報告書・技術報告書 フリー
    新型コロナウイルスの感染拡大の中で、偽情報・誤情報の広がりが喫緊の課題として認識される中、世界の公共放送の代表格といわれるイギリスBBCは、「信頼できる確かな情報の担い手」として、自らの役割と価値を改めて打ち出そうとしている。 本稿は、その取り組みの最優先策として挙げられた「不偏不党の徹底」に焦点をあて、その理念がどのように放送で実践されてきたのか、その変遷を概観した。スエズ危機やフォークランド紛争など、時として権力と激しく対立しながら模索してきたそのアプローチは、デジタル化と多民族化が進む中で、「シーソーのようにバランスをとる」ことから、「多種多様な価値を反映」させるべく、「正確性、バランス、文脈、公平・公正、客観性など」が合わさった多様なものであるべきだとの認識へと進化を遂げる。そして、戦後最大の外交政策の転換と言われるEU離脱によって政治社会が分断し、対立感情があらわになりやすい雰囲気が広がる中で、左右からの批判にさらされたBBCは、再び変革を迫られる。本稿では最後に、これまで視聴者とのエンゲージメントの手段としてきた取材者のSNS発信を制限するなど、新たな実践の形を模索する姿を紹介する。
  • 映画『ハナレイ・ベイ』における男性表象と視線の政治性
    藤城 孝輔
    国際教育研究所紀要
    2021年 2021 巻 32 号 41-53
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/08/04
    ジャーナル フリー
    本論文は、映画『ハナレイ・ベイ』(松永大司監督, 2018)におけるジェンダー表象を検討する。同作は2005年に発表された村上春樹の同名の短編小説の映画化作品である。短編集『東京奇譚集』(2005)に収録された小説「ハナレイ・ベイ」は女性主人公の主観を中心的に据えた「女性の物語」として認知されている。これに対し、映画では物語における若い男性の役割を原作よりも拡大し、中年女性である主人公は男性の庇護のもとに置かれた存在として描かれる。作中の会話に盛り込まれた劇的アイロニーに注目すると、主人公がハワイで出会う男子大学生が彼女の事情を理解し、暗黙のうちに彼女を助けていることに彼女が気づきそこねていることが明らかになる。また、登場人物の視線を表現する古典的手法であるアイライン・マッチを意図的に逸脱するかのような編集スキームは、主人公の認識の限界を強調している。これは、村上の原作においてあらゆる事物や出来事が主人公の目線を通して描かれるのとは対照的である。短編小説から映画へのアダプテーションに見られるこれらの改変を「ヤンキー」と呼ばれる1980年代以降の不良文化の表象における男性性のイメージの系譜に位置づけることを通して、本論文は家父長制に基づく日本の保守的なジェンダー役割意識が映画化に際して物語に加味されていることを示したい。
  • ボイコフ ジュールス
    スポーツとジェンダー研究
    2018年 16 巻 62-84
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/29
    ジャーナル オープンアクセス
    本発表は3部構成となっている.まず,第1部で「祝賀資本主義」理論についてその根本的主張を説明しながら紹介し,この理論がナオミ・クラインの「惨事便乗型資本主義」とどのように関係しているかを説明する.祝賀資本主義という概念は,近代オリンピックについての考え方を体系付けるのに有用であり,21世紀におけるオリンピック大会の根幹となる政治的,経済的力学をもっともよく捉えるものであると考える.第2に,特定のオリンピック大会の例を引きながら,祝賀資本主義が開催都市における特定の政策や実践の中でどのような形態をとるのかについて論証する.2010年のバンクーバー冬季オリンピック,2012年のロンドンオリンピック,2014年のソチ(ロシア)冬季オリンピック,そして2016年のリオデジャネイロオリンピックの例を見ながら,祝賀資本主義がいかに反オリンピック運動を刺激しうるかを示す.第3に,東京が2020年のオリンピック大会開催に向けて準備する中で,祝賀資本主義がどのように現れているのかを検証する.
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