A Case of Rectovaginal Fistula Occurring after Double Stapling Technique and Healing with Transvaginal Approach for Surgical Repair

T. Kojima; A. Miyashita; T. Kanemitsu; K. Suzumura; N. Kubota; Y. Tokunaga; R. Sasanabe; T. Naruse

doi:10.3862/jcoloproctology.52.31

経膣的閉鎖が有効であった,Double Stapling Techniqueによる吻合後に発生した直腸膣痩の1例

小島卓, 宮下章, 金光泰石, 鈴村和義, 窪田展裕, 徳永裕, 篠辺龍一郎, 成瀬隆吉

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キーワード: 直腸膣痩

ジャーナルフリー

1999 年 52 巻 1 号 p. 31-35

DOI https://doi.org/10.3862/jcoloproctology.52.31

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抄録

症例は54歳の女性で,直腸癌のためDuble stapling techniqueによる低位前方切除術を施行したが,約1カ月後に膣より糞便の漏出を認めた.注腸透視および大腸内視鏡検査にて直腸膣痩を確認した.まず最初に経肛門的に吸収糸にて結節縫合を行いIVH管理にて閉鎖を試みたが成功せず約半年後に経膣的閉鎖術にて治癒せしめることができた.

責任著者(Corresponding author)

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