PLIF 後の MRI の検討 ～椎体の信号変化は術後感染の早期診断に有用か～

薛 宇孝; 齊藤 太一; 犀川 勲; 入江 努; 田中 哲也; 松浦 傑

doi:10.5035/nishiseisai.56.56

PLIF 後の MRI の検討

～椎体の信号変化は術後感染の早期診断に有用か～

薛宇孝, 齊藤太一, 犀川勲, 入江努, 田中哲也, 松浦傑

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キーワード: MRI, PLIF：腰椎後方椎体間固定術, 脊椎炎, 脊椎

ジャーナルフリー

2007 年 56 巻 1 号 p. 56-59

DOI https://doi.org/10.5035/nishiseisai.56.56

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抄録

腰椎後方椎体間固定術（PLIF）の合併症としての脊椎炎の早期診断に MRI が有用であるか検討した．当科で PLIF を施行した18例（21椎間）について，術後2週から3週で MRI 矢状断像を撮影して評価を行った．非感染例においても高率に椎体の信号変化・終板の不整像を示し，PLIF 後の脊椎炎の診断においては術後早期の MRI は信頼性が低く，臨床経過から総合的に判断する必要があると思われた．

責任著者(Corresponding author)

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