RADIOISOTOPES
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中性子回折の基礎と応用(応用27)
低温中性子散乱実験用高圧発生装置
宗像 孝司阿曽 尚文上床 美也
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ジャーナル オープンアクセス

2010 年 59 巻 12 号 p. 751-762

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抄録
中性子散乱実験用圧力発生装置は,汎用性のあるピストンシリンダー型圧力発生装置を中心に開発が行われ,多くのユーザーに使用されてきた。しかし,より低温,より高圧下での実験には支障がある。最近開発された,希釈冷凍機に取り付けられるピストンシリンダー型圧力発生装置及び7GPa程度以上発生できる小型キュービックアンビル発生装置について概観し,これらの装置の特性及び得られた実験結果について簡単に述べる。
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© 2010 by Japan Radioisotope Association
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