清水建設技術研究所
2015 年 15 巻 7 号 p. 7_34-7_48
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筆者が提案している表面波と散乱波を経験的に考慮した改良統計的グリーン関数生成手法を用いて、1987年千葉県東方沖地震(MJ6.7)の強震動シミュレーションを行った。観測とシミュレーションの震度と波形が合うように強震動生成域から成る震源モデルを推定した結果、既往のスラブ内地震の平均的な特性を持っていることがわかった。また、シミュレーション結果が観測をよく再現していることを示すことにより、提案改良統計的グリーン関数生成手法の妥当性を示した。
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