高知県立紙産業技術センター 素材開発課 チーフ
2017 年 38 巻 6 号 p. 307-309
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歴史における日本の文化と和紙の変遷について振り返り,歴史に残る和紙製品の背景には大きな文化の発展があることを確認した。続いて,現代から将来にかけて社会情勢と和紙のあるべき姿について筆者の希望を含めて考察し,オリジナリティとデザインの力を借りること,小規模ながら精度の高い製造技術を持つこと,和紙生産者自らの未開拓用途の発掘をすること,環境性能のアピールと観光産業とのコラボレーションに需要拡大の道を切り開く可能性があるという考えを述べた。
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