岡山大学 大学院環境生命科学研究科
2013 年 15 巻 3 号 p. 162-167
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古典分子シミュレーションのための原子間相互作用モデルを開発してきた.水や氷Ihの構造物性を少なくとも半定量的に再現しているモデルである.それを用いて,氷多形や氷を含む系に関する種々の計算を行っている.有効な分子モデルがあれば,半定量的以上の分子シミュレーション計算が可能であり,さらにナノミクロ-マクロ解析に必要なナノないしメゾスケールの物性の定量的な計算が可能であることを示した.氷水共存系の局所構造物性などである.より精密で適用範囲のひろい相互作用モデルを開発することが重要である.
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