抄録
本研究は,図画工作科の授業における教師のパフォーマンスについての継続研究である。こ れまでに,パフォーマンスを構成する 8 つの要素を導出し,パフォーマンスを評価する方法 や効果的なパフォーマンスを探ってきた。また,パフォーマンスを窓口に授業を比較すること で,評価システムの効果を確認した。
今回の研究では,授業を行う教師のパフォーマンスについて,PF-NOTE を活用して参観者 45名の評価を記録した。次に,評価の高かった場面をトランスクリプトを用いて,参観者の 評価の観点を分析するとともにこれまでの研究の成果と比較した。そして,パフォーマンスの モデルや指標をつくるために PF-NOTE を活用することの有用性を確認するとともに,それと 対応させながら授業評価できる可能性を示唆した。