抄録
ポリヘキセン-1(PHX)をベンゼン溶液中,過酸化ベンゾイルを用い,無水マレイン酸(MAH)による化学修飾を行った。得られた変性PHX(m-PHX)のMAHのグラフト率はFT-IRで分析したところ1.0〜6.7%であった。グラフト率1.6%のm-PHXをアルミニウム板の接着に用いたところ,せん断接着強さは0.53MPaであった。この数値はクロロプレンゴムの0.29MPaより高かった。これはPHXにMAHをグラフトすることによってm-PHXとアルミニウム板の親和性が向上し,接着性が高くなったと考えられる。