日本接着学会誌
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技術論文
衝撃荷重下における接着層を有する積層片持ちはりの三次元有限要素応力応答解析
志村 穣平島 健一
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2001 年 38 巻 3 号 p. 85-91

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抄録
接着層を有する積層片持ちはりに衝突による準静的衝撃荷重が作用する場合の応力応答特性を有限要素法(DYNA3D)により三次元弾性解析を行った。接着界面の応力伝播および応力分布に及ぼす被着体の縦弾性係数,被着体の厚さ,衝突速度および積層数による影響を検討したところ,以下の結果が得られた。(1)接着層における最大主応力σ1の値は接着界面で最大となり,はりの長手(X軸)方向の応力成分σxが支配的となる。(2)上部被着体の縦弾性係数E1を大きくすると,接着界面の最大主応力σ1の値が大きくなる。(3)上部被着体の厚さt1を大きくするほど,接着界面の最大主応力σ1の値は小さくなる傾向がある。(4)最大主応力σ1の値は衝突速度に比例するが,応力分布に変化はない。(5)積層数を変えても,分布状況および最大主応力lの最大値に大差は見られない。(6)接着積層片持ちはりの被着体のひずみ応答に関する実験を行い,実験結果と解析結果にはよく一致する傾向が認められた。
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© 2001 一般社団法人 日本接着学会
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