日本接着学会誌
Online ISSN : 2187-4816
Print ISSN : 0916-4812
ISSN-L : 0916-4812
研究論文
高靭性接着剤の応力ひずみ関係計測に及ぼす試験片形状の影響
高橋 耕雲佐藤 千明
著者情報
ジャーナル フリー

2010 年 46 巻 6 号 p. 209-214

詳細
抄録
高靭性接着剤の応力・ひずみ関係を測定するのに適した試験片形状を本報告では提案する。近年,ゴム粒子などにより強靭化した接着剤の利用が増大し,その高い引張せん断強度とピール強度のため,高性能継手へ使用されつつある。このような接着剤の応力・ひずみ関係を求めることは,接合部の設計に重要であり,必要不可欠ともいえる。しかし引張試験ではゲージ部の不特定部位に局部的不安定変形が生じやすく,ひずみ計測が困難となる。そこでダンベル試験片の一種である新しい試験片形状を提案する。これにより最大変形領域が試験片中心部に限定でき,ひずみゲージのような従来のひずみ計測手法が適用可能となる。
著者関連情報
© 2010 一般社団法人 日本接着学会
前の記事
feedback
Top