デザイン学研究作品集
Online ISSN : 2188-7772
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手話を身近に学ぶツールの提案
中野 仁人平野 理子
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ジャーナル 認証あり

2025 年 30 巻 1 号 p. 1_8-1_13

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抄録

手話は目で見る言語であり、およそ8万人の日本人が母語として活用している[注1]。そして現在、手話言語法制定のために非ろう者への普及啓発が行なわれている。しかし、書籍や手話サークルでの学習は、手話に触れる機会のない非ろう者にとってハードルが高い。実際には手話の動きの由来は、聴覚言語を使用する非ろう者にとっても理解しやすいものが多く、興味を持ちやすい特徴がある。そこで、手話を身近に学ぶことのできるツールとして、手話の動きとその由来の絵柄を合わせるカードゲームを制作した。

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© 2025 著作者
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