日本原子力学会 年会・大会予稿集
2004年秋の大会
セッションID: C43
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低減速スペクトル,BWR,燃料無交換
燃料無交換炉心のための核特性評価技術の開発(5)
Naボイド反応度誤差低減手法
*土石川 雅一竹田 敏一
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抄録
長寿命小型高速炉ではNaボイド反応度の正確な評価が必要とされる。よって、新しい手法を導入する。この手法において、非漏洩・漏洩成分におけるバイアス因子は高速臨界集合体の解析値と実験値より導出する。そして、得られたバイアス因子を、対象の炉心のNaボイド反応度の計算に適応させる。Naボイド反応度の予測誤差は理論的に導出されている。今回は、その手法をZPPR-9のNaボイド反応度に用いた。従来のバイアス因子はボイドパターンにより3~4%異なった。しかし、今回の手法では、バイアス因子はほぼ同じ値を示した。Naボイド反応度の予測誤差を従来手法で得られたものと比較を行った。炉心の中心側のボイドパターンの場合、今回の手法でのC/E値は予測誤差の範囲で実験値と近い値を示した。しかし、従来手法では、すべての予測値は予測誤差範囲で実験値と一致しなかった。しかし、軸ブランケット内もしくは周辺でのボイドパターンでは、予測誤差の低減は成し遂げられなかったため、今後さらなる研究が必要である。
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© 2004 一般社団法人 日本原子力学会
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