日本原子力学会 年会・大会予稿集
2004年秋の大会
セッションID: G35
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MOX燃料
遠隔操作によるAm含有MOX燃料製造技術の開発 (VII)
改良型融点測定装置の概要とAm含有MOX燃料の融点測定
*廣沢 孝志田中 健哉森本 恭一加藤 正人木原 義之石田 貴志
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抄録
環境負荷低減を目指した高速炉サイクル技術確立のために、TRU-MOXペレット等の新型燃料の開発を進めている。こうした燃料開発の一環として物性研究があり、特に融点評価は燃料熱設計及び照射挙動評価のために重要である。大洗・照射燃料試験施設(AGF)では、これまで実施してきた融点測定試験で得た知見をベースに保守・補修性、解体撤去性等を考慮した構造の遠隔操作型の小型融点測定装置を開発しセル内に設置した。この装置を用いセル内遠隔製造試験において作製したAm-MOXペレットに対し、これまで報告例のないAm-MOX燃料の融点測定を開始した。現在までにAm含有率が1.6%、3%及び5%のAm-MOX(Pu約30%)ペレットの3種類のペレットについて、熱処理によりO/M比を2.00に調整後、サーマルアレスト法により融点測定を実施し、Am含有率5%までにおいてAm含有率の増加に伴い若干融点が低下する傾向が見られた。この結果は新型装置のホット試験としての最初のデータであり、今後データ拡充を進め、Am-MOX燃料の融点評価を実施する。
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© 2004 一般社団法人 日本原子力学会
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