抄録
サイクル機構(JNC)が開発した酸化物分散強化型(ODS)フェライト鋼被覆管のFBR燃料としての実用化見通し判断に反映することを目的として、ロシア原子炉科学研究所(RIAR)の高速実験炉BOR-60を利用したODS鋼燃料ピンの照射試験が計画された。RIARでの下部端栓溶接方法の選定、燃料ピンの設計評価、製造・検査を経て、平成15年6月からBOR-60でのODS鋼燃料ピンの限界照射試験を開始した。今年5月にピーク燃焼度5万MWd/t(はじき出し損傷量25dpa)を達成する予定であり、一部の燃料ピンについて照射後試験により被覆管内面腐食等の照射特性を評価する計画である。