日本原子力学会 年会・大会予稿集
2007年秋の大会
セッションID: E27
会議情報
運転・保全支援
RFIDを応用したプラント建設・保全の高度化
2.RFID応用工具管理システムの開発
*湯田 晋也宇高 健司荒木 憲司青木 昌隆湯藤 芳裕
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抄録
原子力発電所の定期検査では,管理区域内で用いる工具の出し入れを厳格に管理している.これは,管理区域内の機器や配管内に置き忘れたまま運転した場合,重大な事故を引き起こす恐れがあり,これを防止するためである. 現状,この管理は台帳に手書きで記載する方法をとっているが,全ての工具が管理区域から戻ったかを確認するのに手間取っていた.また,工具管理状況は日々点検し,さらに月次で報告書を作成して記録を残している.これも工事管理者にとっては,文書作成の作業の手間も大きいものであった.従って,これらの作業の効率化による,負担の軽減が求められていた. また,台帳による管理では,工具管理番号を転記するミスなどの,ヒューマンエラーの入る余地があり,工具管理の信頼性の視点からも人手をなるべく介さない管理方法が望まれた. そこで,我々は工事サイトの工具管理を効率化することを目的とし,RFID技術に着目した.我々は,作業員一人ひとりのIDカードと工具一つ一つにRFIDタグを貼り,台帳の代わりに誰がいつどの工具を借りたのかを記録するシステムを開発した. このシステムを構築し,実際の現場に携わる方を対象に実証実験を実施した. その結果,以下の結果を得た. 1.貸出返却処理の迅速化 2.点検記録報告書等のドキュメント作成にかかる時間の削減 3.管理番号の転記ミス,台帳の記入ミスが無くなり,管理の信頼性が向上
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© 2007 一般社団法人 日本原子力学会
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