日本原子力学会 年会・大会予稿集
2007年秋の大会
セッションID: E02
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使用済燃料キャスク
チタン被覆による長寿命・高耐食キャニスターの成立性評価
*古谷 正裕常磐井 守泰本城 義夫堀江 正明三枝 利有
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抄録
使用済燃料をコンクリートキャスク等で貯蔵する場合の長期耐久性に優れたキャニスターを提案する。通常のステンレス製キャニスターをチタン板で被覆する構造である。これによりステンレス製キャニスターの腐食や応力腐食割れの懸念が無くなる。従来、チタンとステンレス鋼の溶接においては、脆い金属間化合物が析出し、強度が不足することが知られてきたが、銅合金を用いることによってチタンとステンレス鋼との溶接を行い、接合部は十分な強度があることが判明した。コスト評価を実施した結果、本概念ではチタン使用量が少なく、低コストで製造できる見通しを得た。なお、本キャニスターの概念は、放射性廃棄物を処分する場合などで用いる容器の長期耐久性確保にも有効である。
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© 2007 一般社団法人 日本原子力学会
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