日本原子力学会 年会・大会予稿集
2007年秋の大会
セッションID: H20
会議情報
PSA
原子力発電所の津波PSA手法の開発
その1 津波PSA手法の全体概要及び開発計画
*坂上 正治杉野 英治岩渕 洋子蛯沢 勝三
著者情報
キーワード: 津波, 確率論的安全評価
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
平成18年9月に改訂された耐震設計審査指針では、設計用基準地震動を上回る大きさの地震動が生起する可能性を否定することはできないとし、地震による「残余のリスク」の存在について言及し、これを合理的に小さくする努力を求めている。また、地震随伴事象として津波に対する安全性の考慮も示されている。これらより、地震に起因する津波について、多量の冷却水を取得する必要性から海岸に立地する原子力発電所において、津波リスクがどの程度存在するのかを把握することが重要な課題である。本報では、原子力発電所の津波に対する確率論的安全評価手法の全体計画を報告する。
著者関連情報
© 2007 一般社団法人 日本原子力学会
前の記事 次の記事
feedback
Top