日本原子力学会 年会・大会予稿集
2007年秋の大会
セッションID: E44
会議情報
振動腐食
連成解析による気液二相流中構造物の振動・腐食評価手法の開発
13.開発の進捗状況
*内藤 正則越塚 誠一二ノ方 壽内田 俊介上遠野 健一斉藤 裕明秋山 実山下 和彦堂崎 浩二
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抄録
経済産業省提案公募事業「革新的実用原子力技術開発費補助事業」“連成解析による気液二相流中構造物の振動・腐食評価手法の開発”を、平成17年度より平成19年度までの予定で進めている。本事業の目的は、三次元流体・熱解析に振動あるいはラジオリシス解析・脱酸素反応解析を併用した原子炉冷却系構造材の腐食損傷解析手法の開発である。今回は、以下の結果について報告する。BWR冷却系のダウンカマ周辺における腐食電位を、流体解析とラジオリシス解析とを併用することにより評価した。PWR二次冷却系に対しては、流体解析と酸素・ヒドラジン反応解析とを併用することにより酸素濃度分布を評価した。更にヒータドレン系における液滴衝突と腐食の重畳による配管の損傷を、二相流解析と実験により評価した。
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© 2007 一般社団法人 日本原子力学会
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