抄録
連成解析による気液二相流中構造物の振動・腐食評価手法の開発では、可能な限り既存のプラグラムを活用し、これに新しいプログラムを追加して、(1)単相流・構造連成解析、(2)二相流・構造連成解析、(3)詳細腐食機構解析、(4)プラントシステム評価を可能とするプログラム体系の開発を進めている。このためには、個別の解析プログラムの起動やコード間のデータ変換を制御し、ユーザが利用可能な環境を整える統合化手法の開発が必須となる。本発表では、プログラム間やプログラム内のデータの流れを中心に、統合化の手法について説明する。