日本原子力学会 年会・大会予稿集
2007年秋の大会
セッションID: N08
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PWR二次系,ラジオリシス
PWR二次系への電気式脱塩装置の適用性評価研究
-(I) 導入の目的と実機通水試験結果-
*杉野 亘芥川 大祐大平 拓高橋 秀昭諏訪 裕亮建持 千佳
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抄録
PWR二次系では,蒸気発生器(SG)伝熱管の粒界腐食損傷(IGA)を抑制する観点から,SG器内水のイオン不純物濃度を極力低く維持することが求められており,これを達成するためには,イオン不純物が濃縮するSG器内水を浄化することが最も効率的である。 しかしながら,従来のイオン交換樹脂を用いた脱塩装置では頻繁な薬品再生が必要であるため,再生に係る作業量が大きく,また逆再生により処理水質が低下する可能性がある,再生廃液が大量に発生するなどの問題があった。 そこで,薬品による再生が不要で,且つ連続的な二次冷却水の脱塩処理が可能である電気式脱塩装置(EDI)をPWR二次系に適用させることができれば,再生操作に係る作業量の増大や水質低下などを回避することができる。 このため,敦賀発電所2号機に試験装置を設置し,実機SGブローダウン水を用いてEDIの脱塩性能を評価したのでこれを報告する。
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© 2007 一般社団法人 日本原子力学会
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