日本腹部救急医学会雑誌
Online ISSN : 1882-4781
Print ISSN : 1340-2242
ISSN-L : 1340-2242
特集:破裂性腹部大動脈瘤に対するステントグラフト治療─治療成績と解決すべき問題点─
破裂性腹部大動脈瘤に対するEVARのエビデンス
小川 普久西巻 博千葉 清村上 健司桜井 祐加宮入 剛中島 康雄
著者情報
ジャーナル フリー

2015 年 35 巻 5 号 p. 559-564

詳細
抄録
破裂性腹部大動脈瘤(以下,rAAA)は非常に予後不良な病態であり,開腹手術(以下,OSR)が施行されても死亡率40~50%と高く,この40年来rAAAに対するOSRの救命率向上は得られていない。より低侵襲な腹部ステントグラフト内挿術(EVAR)への期待が高まり,2006年に‘EVAR─first’プロトコルの提唱された。その後,多くの施設で‘EVAR─first’プロトコルが導入され,良好な治療成績が報告されている。rAAAの治療成績を向上させるためには,‘EVAR─first’プロトコルを導入し,実施可能な診療体系を構築することが重要である。
著者関連情報
© 2014, Japanese Society for Abdominal Emargency Medicine
前の記事 次の記事
feedback
Top