日本原子力学会 年会・大会予稿集
2007年秋の大会
セッションID: M20
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核データ測定技術
ニュースバル逆コンプトンガンマ線によるReの光核反応実験
*早川 岳人静間 俊行林 由紀雄神門 正城川瀬 啓悟菊澤 信宏羽島 良一宮本 修治望月 孝晏藤原 守梶野 敏貴
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キーワード: 半減期, Re-184, ベータ崩壊
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抄録
SPring-8内の放射光施設ニュースバルでは、Nd:YVO4レーザーと1GeVの電子の散乱によって最大エネルギー17MeVの逆コンプトンガンマ線が開発されている。また、CO2レーザーの導入により、約1.7MeVの逆コンプトンガンマ線源の開発も予定されている。これらの光源及び、17MeVの逆コンプトンガンマ線を用いた、Re-184の半減期の測定結果を報告する。Re-184の基底状態の半減期が従来の推奨値より7%短いことを明らかにした。これは、従来の半減期がアイソマーの影響を受けていたためである。
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© 2007 一般社団法人 日本原子力学会
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