日本原子力学会 年会・大会予稿集
2007年秋の大会
セッションID: I48
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モニタリング
地層処分モニタリングシステム
(その1)概要と位置付け
*青木 和弘和田 隆太郎
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抄録
地層処分技術は、各バリア性能に十分に裕度をもたせて集大成した安全評価によって長期安全性を確保しようとている。ここで各バリア性能は数10年間にわたる処分場の調査・建設・操業・部分閉鎖等の各段階でのモニタリングにより種々なデータ取得を積み重ねて初めて評価できる。モニタリングとして設置される機器はバリア性能の阻害、環境の擾乱を避けなければならない。そのため、温度・応力・pH等の検出には通常の有線計器よりも配線による擾乱が少ない光ファイバセンサが期待される。また、緩衝材内/プラグ内部から外部へのデータ伝送には地中無線データ伝送技術が期待される。後述ではこれらの工学要素技術を開発した成果を報告する。 なお、本報告は経済産業省の委託により実施した研究の成果の一部である。
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© 2007 一般社団法人 日本原子力学会
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