抄録
パルス中性子を用いた中性子散乱装置に入射する中性子をTOF測定するための中性子ビームモニタの開発に着手した。中性子シンチレータとしてZnS:Ag/B2O3検出体とZnO:Ga/B2O3検出体を用いた中性子ビームモニタの開発を進めた。ZnS:Ag/B2O3検出体の場合、蛍光寿命が比較的長いためパルス整形時定数を持つ信号処理回路とした。また、ZnO:Ga/B2O3検出体の蛍光寿命は数nsと非常に短いためフォトンカウンティング回路を用いた信号処理回路とした。それぞれの中性子ビームモニタについて、中性子に対する検出特性を報告する。