瑞浪超深地層研究所における立坑掘削を利用した水理地質構造モデルの検討

（その３）電気探査法を用いた水理地質構造の検討

抄録

独立行政法人日本原子力研究開発機構が岐阜県瑞浪市において進めている超深地層研究所計画では，2003年度から地下研究施設の建設を行っている。本稿では，地下施設の建設に伴い地下水流動に影響を及ぼす地質構造を直接的に抽出することが可能な物理探査技術の開発を目的として実施した電気探査法による研究所用地周辺の水理地質構造に関する検討について報告する。