日本原子力学会 年会・大会予稿集
2008年秋の大会
セッションID: C40
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制御棒・炉心監視技術
B4C型長寿命制御棒の国内適用性についての検討
(2) 機械的特性と核的性能
*林 大和レーベンスドルフ ビョルン田嶋 智子ダグ アジズ
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抄録
制御棒の長寿命化においては照射スウェリングへの対応が課題となるが、本制御棒ではスウェリングによって核的寿命到達前にB4CピンとSUS板が接触することのないように、実炉内での照射結果に基づいてピン形状を決定した。また、制御棒の核的寿命を評価するに際しては、複雑な構造を考慮するために、汎用MCNPコードとORIGENコードを組み合わせた独自の解析手法を開発して適用した。その結果、核的寿命は6~7Snvtと評価され、従来型(約3Snvt)と比較して倍程度の寿命が得られた。
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© 2008 一般社団法人 日本原子力学会
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