日本原子力学会 年会・大会予稿集
2008年秋の大会
セッションID: B02
会議情報
中高エネルギーの核データ測定
中間エネルギー領域における180度方向中性子生成断面積の測定
*岩元 洋介佐藤 大樹萩原 雅之岩瀬 広八島 浩中根 佳弘中島 宏坂本 幸夫佐藤 達彦遠藤 章中村 尚司民井 淳畑中 吉次
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抄録
数百MeV領域の粒子加速器の中性子遮蔽設計に用いられる放射線輸送計算コードの精度検証のために、中性子生成実験データが必要となる。しかしながら180度方向に関しては実験データが全くなく、コード及び物理モデルの検証が全く行われていない。そこで本研究では、大阪大学核物理研究センター・中性子TOF実験室のビーム・スウィンガー・マグネットを用いて、150MeV陽子入射による180度方向の中性子生成二重微分断面積測定を行い、コードの精度並びに蒸発モデルの検証を行う。今回は測定環境の整備を含む予備測定について発表を行う。
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© 2008 一般社団法人 日本原子力学会
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