日本原子力学会 年会・大会予稿集
2008年春の年会
セッションID: A44
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超微弱電子ビームを用いた2次元分析法
*谷口 良一小嶋 崇夫奥田 修一田中 幸夫佐々木 遼也岩瀬 彰宏
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抄録
電子線形加速器の超微弱ビームを用いて、試料の2次元的な密度分布、元素構成等が測定可能な分析法を検討した。放射線画像検査としては、X線、ガンマ線、中性子線によるものがよく知られているが、高エネルギーの電子線も透過画像検査が可能である。電子ビームは電磁気的なフォーカスが可能であり、核反応分析による高機能化も可能である。これまでパルス電子線を用いた放射線測定では、γバーストの影響を強く受けることが難点であったが、微弱ビームを用いることで2次中性子、ガンマ線などの測定が可能となった。
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© 2008 一般社団法人 日本原子力学会
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