日本原子力学会 年会・大会予稿集
2009年春の年会
セッションID: D26
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収着・溶解度
高pH条件でのCaやSiイオン共存下でのNp(IV)溶解度試験
*藤原 健壮小原 幸利岡崎 充宏鈴木 康之
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抄録
CaやSi共存系において4価の溶解度試験を行うことにより、CaやSiの錯生成定数を求める。高pH条件下でCaやSiなどが共存する場合、4価アクチニドはCaやSiと錯生成し、溶解度が高くなる可能性があるという報告が近年の研究でなされている。しかしながら、4価Npについてはそれらの試験は行われていない。よってCaやSi共存系において4価Npの溶解度の試験を行い、溶解度曲線からCaとNpの錯体(Ca4Np(OH)84+)やSiとNpの錯体(Np(OH)nSi2O3(OH)4 etc)の錯生成定数を求める。
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© 2009 一般社団法人 日本原子力学会
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