日本原子力学会 年会・大会予稿集
2009年春の年会
セッションID: D47
会議情報
モニタリング・処分場建設
モニタリング技術の体系的整理に向けた技術メニューの枠組みに関する検討
*須山 泰宏和田 隆太郎青木 和弘
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
 地層処分では、処分地選定の段階に始まり、建設・操業を経て処分場を閉鎖した後から一定の期間にわたって、様々な目的で地層処分モニタリングを実施することが考えられている。これらのモニタリングの目的については、これまでの研究により、専門家間での認識も異なる上、共通のコンセンサスを得ていく過程でも変遷していくことが分かっている。そのため、モニタリング技術の体系的整理に向けた技術メニューの構築においては、専門家間での目的に対する認識の違いなどを考慮した上で、実施していく必要がある。そこで、本報では、目的に対する検討成果、ステークホルダーおよび規制などの動向を踏まえ、今後の目的の変遷にも対応可能な頑健な枠組みを取り込んだ技術メニューの整理方法を提案する。
著者関連情報
© 2009 一般社団法人 日本原子力学会
前の記事 次の記事
feedback
Top