原子力プラント用に開発した事故時操作手順書機械化表示システムを実際の運転シミュレータ訓練の直員連携訓練に適用し検証した。アンケート結果からマンマシンインターフェースは良好との評価を得たが、並行操作に未対応、手順が故意に飛ばせないなどの理由により、使えないとの意見があり、システム改良し、再検証を行った。スキップ機能と複数手順の並行実施対応化により操作性は向上したが、現状の操作ステップがややわかりにくくなる傾向が見られた。今後、本システムまたは同様のシステムを実機導入する際は、複数操作に対応したナビゲーション等が課題になる。