抄録
FCA XXIIIで行われた反射体制御・燃料無交換高速炉の模擬臨界実験を試験解析結果をもとに解析手法の適用性が検討された。これらの結果とその他のベンチマーク解析結果を評価することにより、4S核設計手法としてのモンテカルロ・Sn輸送計算と炉定数の組み合わせ手法を検証した。
ここでは、4S核設計手法の適用信頼性の拡充のために、高速実験炉「常陽」MK-1の初期炉物理試験(臨界性・炉内反応率分布)を解析した。4Sの核設計手法として採用しているモンテカルロ計算(MVP及びJENDL3.3ベースの定数)を用いて評価した、臨界性・炉内反応率分布は臨界実験解析(FCAXXIII)と常陽の解析結果で両者同様の精度で再現されることを明らかにした。