日本原子力学会 年会・大会予稿集
2011年秋の大会
セッションID: F32
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水素化物
高速炉用水素化物中性子吸収材の開発
(2)ナトリウムボンド型水素化ハフニウム制御棒の開発(2)
*長谷川 克史藤原 竜馬小見田 秀雄日塔 光一小無 健司
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抄録
ナトリウムボンド型水素化物制御棒の開発において、これまで短尺試験体でナトリウムの充填性を確認している。今回は、実機を想定した製作性を確認するため、ペレットと被覆管のギャップに充填されたナトリウム中に微小なボイドが残存することを想定し、解析によりこのボイドの許容条件を検討した。次いで、ナトリウム充填手法及び充填状態検査手法を検討し、模擬吸収材を用いた長尺試験体によるナトリウム充填試験と充填状態検査を行った。その結果、ナトリウム充填手法及び充填状態検査手法が満足するものであることを確認した。
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© 2011 一般社団法人 日本原子力学会
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