日本原子力学会 年会・大会予稿集
2011年秋の大会
セッションID: H05
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プラズマ対向壁(タングステン照射効果)
先進W合金の電気抵抗率変化に及ぼす中性子照射効果
*福田 誠野上 修平長谷川 晃
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抄録
タングステン(W)は、高融点、高熱伝導率、高いスパッタリング耐性を有しており、核融合炉のダイバータ及び第一壁のアーマー材として有力な候補材料の1つである。近年、Wの高温強度向上と再結晶化温度上昇を目的として、微細結晶粒組織や、粒子分散組織を有する複数の先進W合金が開発された。本研究では純Wと3種類の先進W合金(Ultra-Fine Grained (UFG) W-TiC、LaドープW、KドープW)の電気抵抗率に着目し、それぞれの先進W合金特有の組織が及ぼす電気抵抗率への影響を評価し、電気抵抗率の変化機構について考察を行った。また原子炉中で中性子照射を行い、電気抵抗率に及ぼす中性子照射効果についても調査を行った。
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© 2011 一般社団法人 日本原子力学会
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