日本原子力学会 年会・大会予稿集
2012年秋の大会
セッションID: K22
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アルコール中の溶媒和電子生成過程における光吸収スペクトルの時間変化の観測
*樋川 智洋法澤 公寛近藤 孝文菅 晃一楊 金峰古澤 孝弘小方 厚吉田 陽一
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録
アルコール中に生成する溶媒和電子は600nm付近をピークとする光吸収スペクトルを持つ。また、その前駆体である溶媒和前電子は近赤外の領域に光吸収を持つことが知られている。しかし溶媒和前電子から溶媒和電子へと変化していく過程は未だ明らかにされていない。阪大産研フェムト秒パルスラジオリシスシステムを用いて、アルコール中に生成する電子の溶媒和過程における過渡光吸収スペクトルを観測し、溶媒和前電子の構造及び電子状態について知見を得た。
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© 2012 一般社団法人 日本原子力学会
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